フェデラーはボールを見ない!? 背面ショットが話題「マスタークラスならでは」
テニスの全豪オープンは22日に男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)は同80位のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)に6-4、7-6、6-2でストレート勝ち。ノールックでの背面ショットや絶妙なドロップショットなど相手を圧倒したマエストロを、大会公式ツイッターが「ロジャー、プリーズ」と動画付きで紹介すると、ファンから「マスタークラスならではの反射神経」「相変わらず魅せる男だ」と反響を呼んでいる。
全豪OP4回戦、世界ランク80位のフチョビッチに貫録のストレート勝ち
テニスの全豪オープンは22日に男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)は同80位のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)に6-4、7-6、6-2でストレート勝ち。ノールックでの背面ショットや絶妙なドロップショットなど相手を圧倒したマエストロを、大会公式ツイッターが「ロジャー、プリーズ」と動画付きで紹介すると、ファンから「マスタークラスならではの反射神経」「相変わらず魅せる男だ」と反響を呼んでいる。
最初の見せ場は3-3で迎えた第1セットの第7ゲームに訪れた。ワイドにサーブを打ち込んだフェデラーは、リターンをボレーで返すもやや甘くなり、フチョビッチにネットプレーを許した。すると、向かってきたストレートの強烈なバックハンドを瞬時に右へ動き出してかわすと、ボールを見ないまま背面からラケットを回して返球。ネット際にポトリと落とした。
最終的にフチョビッチに拾われてポイントにはならなかったが、大会公式Youtubeチャンネルは「フェデラーのノールック背面ショット」と題した映像を即座に投稿。大会公式ツイッターも「ロジャー、プリーズ」と動画付きで紹介し、ファンから「史上最高から驚愕のショット」「マスタークラスならではの反射神経」「勝敗関係なくロジャーの試合が楽しめる所以だ」「相変わらず魅せる男だ」と称賛の言葉が寄せられた。
フェデラーは第1セットを6-4でモノにすると、4連続でラブゲームを記録した第2セットもタイブレークの末に奪取。途中、ベースライン前からネット際に落ちる絶妙なドロップショットを決めると、再び大会公式ツイッターは「輝かしい!」と速報した。
その後、フェデラーは第3セットも6-2としてストレート勝ちを収め、3年連続でベスト8に進出。正確無比なショットでオーストラリアを沸かす36歳のレジェンドは、大会連覇に向けて充実のパフォーマンスを見せている。
(THE ANSWER編集部)