11日の守備で味方と衝突も…ファン「全て上手い」

　米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手の“受け身”が注目を集めている。11日（日本時間12日）のアストロズ戦、右中間への打球の処理で右翼手と接触。倒れたが、見事に一回転して立ち上がり、サムアップポーズを送った。大谷翔平投手が登板した試合の実際の映像を、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開。「アストロズの選手が“Oh no！”みたいになってるの面白い」などと反響が寄せられている。

　ヒヤリとしたが、流石の身体能力だ。大谷が投じたボールが右中間へ打ち返された。これを中堅手トラウトと右翼手テーラー・ウォードが追い、フェンス際で両者がぶつかった。トラウトは転倒。大丈夫か……。フェンス奥のブルペンに控えるアストロズ選手も両手で頭を抱えるなど、心配している。

　しかし、トラウトは背中側から体を一回転させると、見事な受け身をとって立ち上がったのだった。しかもぶつかったウォードに指を向け、無事かどうかを確認する余裕っぷり。最後はサムアップポーズを見せた。

　実際の映像を「Cut4」公式インスタグラムが公開。見事な一回転に、米ファンからは「何て選手なんだ」「彼が無事だったことに感謝」「アストロズの選手が“Oh no！”みたいになってるの面白い」「トラウトは過小評価されている」「トラウトはミスをプロ技に魅せたね。回り方ナイス」「彼は全てにおいて上手い」「これは本当にナイス」「何をやってもカッコいいのはなぜだ」などと反響が寄せられている。

　この試合では8回から右翼に入った大谷の隣でも守ったトラウト。これぞスターという身のこなしが注目されていた。