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大谷翔平に対して「いやぁ、彼は凄いアスリートだ」 アストロズの名将が賛辞連発

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)の敵地アストロズ戦に「2番・投手」で渡米後3度目の投打同時出場。7回1失点10奪三振と好投したが、勝敗はつかなかった。降板後は右翼の守備にも就き、打撃では4打数1安打と“リアル三刀流”を体現。アストロズのベイカー監督も「いやぁ、彼は凄いアスリートだ」と手放しで称えている。

「2番・投手」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
「2番・投手」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

先発登板で7回1失点、名将ベイカー監督「こんなことをやった上に…」

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)の敵地アストロズ戦に「2番・投手」で渡米後3度目の投打同時出場。7回1失点10奪三振と好投したが、勝敗はつかなかった。降板後は右翼の守備にも就き、打撃では4打数1安打と“リアル三刀流”を体現。アストロズのベイカー監督も「いやぁ、彼は凄いアスリートだ」と手放しで称えている。

 キレッキレの投球だった。初回1死では2番ディアスをカウント2-2と追い込んでからの98.3マイル(約158キロ)のファストボールは右打者の外角へ逃げていくような軌道で、捕手のスズキのミットに収まった。ディアスのバットは空を切り、この日1つ目の三振。ここから奪三振ショーが始まった。

 5回に被弾こそあったが、今季最長の7回を投げて10奪三振で1失点。打撃でも安打を放ち、降板後には右翼の守備にも就いた。チームは敗れたものの、文字通りのフル回転に敵将も賛辞を並べた。

 MLB公式サイトのエンゼルス番のレット・ボリンジャー記者は自身のツイッターでアストロズのダスティ・ベイカー監督の試合後の談話を伝えている。

「私が見てきた彼の投球の中で最高のものだった。彼は95から99マイルの球があり、速球を低めや外角に投げ込んでいた。最高のコマンドとコントロールだった。いやぁ、彼は凄いアスリートだ。こんなことをやった上に右翼手でもプレーしたんだ」

 大谷の規格外のプレーは、5球団をポストシーズンに導いた71歳の名将をも感嘆させていた。

(THE ANSWER編集部)


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