右目失った外野手がダイビング好捕 3A“感動の復活劇”に米反響「よく戻ってきた」
米大リーグ・ジャイアンツ傘下の3Aチームで、片目を失いながら開幕ロースター入りした外野手が、8日(日本時間9日)の試合で華麗なダイビングキャッチを披露した。打球に飛び込む実際の映像を、チーム公式ツイッターが公開。感動した米ファンからは「片目でこんなキャッチを?」「よく戻ってきた」と反響が寄せられている。
ロビンソンの好守に米ファン「インクレディブルだ」
米大リーグ・ジャイアンツ傘下の3Aチームで、片目を失いながら開幕ロースター入りした外野手が、8日(日本時間9日)の試合で華麗なダイビングキャッチを披露した。打球に飛び込む実際の映像を、チーム公式ツイッターが公開。感動した米ファンからは「片目でこんなキャッチを?」「よく戻ってきた」と反響が寄せられている。
ハンデを感じさせない、素晴らしいプレーだ。サクラメント・リバーキャッツに所属するドリュー・ロビンソン外野手は、ラスベガス・アビエイターズとの試合に「8番・左翼」で先発。見せ場は6回の守備だった。ライナー性で、レフト前へ飛んできた打球に猛チャージ。最後は見事なダイビングキャッチでアウトにして見せた。
美技の実際の映像を、リバーキャッツ公式ツイッターが公開。右目を失ったロビンソンの動きに、米ファンからは「素晴らしい。ロビンソンは確実なプレーができている」「私の目は健康だがこんなプレーはできない」「よく戻ってきた」「片目でこんなキャッチを?」「インクレディブルだ」「この男は真のアスリートであり野球選手だ」「これは素晴らしい」などと感動のコメントが寄せられている。
ロビンソンは元MLB選手。2017年からの3年間で計100試合に出場したが、米メディアによるとうつ病に悩まされ、昨年4月に自殺を図ったという。右目を失ったが、4度の手術を経て3Aのロースター入りを勝ち取ったとも報道されている。この試合、ロビンソンは打撃でも1安打を記録。試合はリバーキャッツが11-10で勝利している。
(THE ANSWER編集部)