前田健太、球速&軌道が同じ“キレキレの2種”で好投 MLBも称賛「苦しい時期越えた」
米大リーグ・ツインズの前田健太投手は3日(日本時間4日)、レンジャーズ戦に先発登板し、6回途中2安打無失点と好投。今季2勝目をマークした。前田が投じた、同じ85マイル(約137キロ)で違う変化をする2球種の動画を米投球分析家が公開。またMLB公式サイトは「観衆には実に喜ばしいものとなった」と伝えている。
米投球分析家が2球種を重ね合わせた映像を公開
米大リーグ・ツインズの前田健太投手は3日(日本時間4日)、レンジャーズ戦に先発登板し、6回途中2安打無失点と好投。今季2勝目をマークした。前田が投じた、同じ85マイル(約137キロ)で違う変化をする2球種の動画を米投球分析家が公開。またMLB公式サイトは「観衆には実に喜ばしいものとなった」と伝えている。
簡単には見極められない。前田が投じているのは、85マイルのスライダーとスプリットだ。重ね合わせられた映像では、投球モーションに大きな違いはなく、2球種は途中までほとんど同じような軌道を描いている。しかし、打者の手前でボールはそれぞれ違う変化をする。スライダーは右打者の外角へ大きく逃げるように動き、スプリットは鋭く沈んだ。
前田の2球種を重ね合わせた映像を、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで公開。好投で2勝目を挙げた前田については、MLB公式サイトも「マエダ、無失点の8奪三振で立ち直る」との見出しで記事を公開している。
直近2登板では計12失点していたが、この日は今季最多となる8奪三振を記録した前田。記事では「ケンタ・マエダがミネソタ(ツインズ)でのキャリアで最も苦しい時期を乗り越え、ターゲット・フィールドの観衆にとっては実に喜ばしいものとなった」などと伝えられている。
(THE ANSWER編集部)