これで3フィートオーバー? スローでも不可解な併殺判定に米疑問「今季審判は酷い!」
1日(日本時間2日)に行われた米大リーグ・メッツ―フィリーズ戦で、不可解な併殺打が注目されている。一塁走者がタッチされず、走路も大きく逸脱することなく二塁へ滑り込んだにも関わらずアウトに。打者走者も一時はセーフと判定されたが、ビデオ判定で覆りダブルプレーとなった。実際の映像を米メディアが公開。米ファンからは「今季の審判はひどい!」などと反響が寄せられている。
フィリーズ走者が謎のアウト判定に…
1日(日本時間2日)に行われた米大リーグ・メッツ―フィリーズ戦で、不可解な併殺打が注目されている。一塁走者がタッチされず、走路も大きく逸脱することなく二塁へ滑り込んだにも関わらずアウトに。打者走者も一時はセーフと判定されたが、ビデオ判定で覆りダブルプレーとなった。実際の映像を米メディアが公開。米ファンからは「今季の審判はひどい!」などと反響が寄せられている。
何度見てもよくわからない。7回1死一塁、フィリーズの攻撃だ。二塁寄りに守っていたメッツの遊撃手リンドーアがゴロを捕球。走ってきた一塁走者にタッチに向かうが、届かない。諦めて一塁へ送球したが、こちらもセーフになった。フィリーズがチャンスを拡大……かと思われた。
しかし、二塁に達していた走者マカチェンが塁審に向け「なぜ?」と両手を広げている。3フィートラインをオーバーしたと判定され、アウトとなったようだ。フィリーズのジラルディ監督は納得いかない。走路を指差しながら抗議したが、覆らなかった。しかもVTR判定の結果、打者走者までアウトに。ダブルプレーでチェンジとなってしまった。
実際の映像を、現地の放送局「スポーツネット・ニューヨーク」公式ツイッターが公開。スロー映像で見ても、走者はベースに向かって真っすぐ走っているように見えるが、カナダメディア「ザ・スコア」は「メッツ遊撃手リンドーアはフィリーズの走者マカチェンにタッチできず。しかし二塁塁審ホセ・ナバスは、走路を逸れていないにもかかわらず逸れたとしてマカチェンをアウトに」などと伝えている。
米ファンからは「リンドーアはメッツのユニフォームでは二度と打てない」「ひどいな。笑」「判定2つともひどい」「どうやったらロボット審判を導入できるの?」「愚か」「ひどい上に紛らわしい判定」「マカチェンは二塁ベースを離れるべきじゃなかった」「今季の審判はひどい!」などとコメントが寄せられている。試合はメッツが5-4で勝利している。
(THE ANSWER編集部)