ジャイアンツ戦で今季最多の12奪三振

　米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は4月30日（日本時間1日）、本拠地ジャイアンツ戦に先発し、6回1/3を1失点で今季3勝目を挙げた。今季自己最多となる12三振を奪ったが、その全場面をチームが動画で公開。打者が腰を引く強力な球種の数々に、米ファンからは「凄すぎて嫉妬」「傑出している」などと驚きの声が寄せられている。

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　圧巻だった。ダルビッシュは初回先頭のラステラを低めに落ちる88マイル（約142キロ）で空振り三振に仕留めると、多彩な球種で翻弄した。外に逃げながら落ちるようなスプリット、打者が腰を引いてしまうようなスライダー、内角から急変化するツーシーム……。最後は縦に大きく変化した81マイル（約130キロ）で、ロンゴリアからこの日12個目となる三振を奪った。

　実際の奪三振集の動画を、パドレス公式ツイッターが公開。文面には「ダルビッシュの日はいつも楽しい」とつづり、最大約26キロ差をつけた変幻自在の投球を紹介した。米ファンからは「凄すぎて嫉妬する」「スタンディングオベーションに値する」「傑出している」「こんなエースがいることがどれほど素晴らしいことか」「彼が三振を奪う光景が大好きだ」「ダルビッシュは世界の宝」「エースここにあり」「ザ・エース」などと反響が寄せられている。