大谷翔平が歴史的“怪投” 伝説ノーラン・ライアン以来、球団43年ぶりの珍記録とは
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地のレンジャーズ戦に先発登板。中15日でのマウンドは4回1安打毎回の7奪三振。7四死球を出したが、無失点だった。これは1978年のノーラン・ライアン以来の“怪投”だったという。米記者が伝えている。
6四球&無失点は1978年のライアン以来
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地のレンジャーズ戦に先発登板。中15日でのマウンドは4回1安打毎回の7奪三振。7四死球を出したが、無失点だった。これは1978年のノーラン・ライアン以来の“怪投”だったという。米記者が伝えている。
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不思議な投球だった。大谷は初回1死から3連続四球で満塁のピンチを背負ったが、スプリットで連続三振。2回以降も毎回走者を出す苦しい展開も、要所は抑えて切り抜けた。最速は97.7マイル(約157.2キロ)を計測。カーブも効果的に使ったが、事前に予定されていた球数に達したこともあり、4回を投げ切ったところで降板した。
80球のうちストライクは半分以下で、6四球に1死球。本来なら大きく崩れてもおかしくないような内容だったが無失点。これは歴史的な“怪投”だったようだ。全米野球記者協会のメンバーであるエリック・ステファン記者はこうツイートしている。
「ショウヘイ・オオタニは4回6四球7奪三振無失点だった。6四球以上を与えながらも7三振以上を奪った投手は、1998年のチャック・フィンリー以来、エンゼルス史上91度目のことだった(ノーラン・ライアンが57度記録)。6四球以上を与えながらも無失点だったのは、エンゼルスでは1978年のノーラン・ライアンの7四球を与えた登板以来のことだった」
6つも四球を出しながらも無失点で切り抜けたのは、エンゼルスではMLB史上最多5714奪三振を誇るライアン以来、43年ぶりの珍記録だったという。
(THE ANSWER編集部)