41歳107kgで三盗 エ軍レジェンドの完璧スタートに米喝采「タイヤが付いているよう」
米大リーグ・エンゼルスの41歳アルバート・プホルス内野手が19日(日本時間20日)、レンジャーズ戦で2019年以来2季ぶりの盗塁を決めた。しかも三盗で、完全にモーションを盗んだ実際の映像を米記者が公開。場内大盛り上がりの瞬間に、米ファンからは「まだできるの」「タイヤが付いているよう」などと反響が寄せられている。
2季ぶりの盗塁はダブルスチール、ファン「今年何歳だ?」
米大リーグ・エンゼルスの41歳アルバート・プホルス内野手が19日(日本時間20日)、レンジャーズ戦で2019年以来2季ぶりの盗塁を決めた。しかも三盗で、完全にモーションを盗んだ実際の映像を米記者が公開。場内大盛り上がりの瞬間に、米ファンからは「まだできるの」「タイヤが付いているよう」などと反響が寄せられている。
意表を突くダブルスチールだ。エンゼルスが4点を追う7回1死一、二塁。左前打で出塁していた二塁走者のプホルスが、ソロソロとリードを広げて猛然とスタート。投手の大きいモーションもあってか、投球が捕手に届いた頃には三塁ベース手前まで到達していた。一塁走者も二塁へ。牽制されるリスクもあったが、プホルスは両手を叩き、してやったり。場内は大喝采となった。
身長191センチ、体重107キロのプホルス。盗塁を決めた実際の映像を米ロサンゼルス地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者が「アルバート・プホルスが三盗した様子である」と文面につづって公開。MLB公式ツイッターも「プホルスによるダブルスチール」と映像とともに公開した。
通算3200安打を超えるレジェンドに、米ファンからは「まだ盗塁できるのか」「最高のランナーと化している」「タイヤが付いているようだ」「今年何歳だ?」「このスピードを見て!」などと反響が寄せられている。プホルスはこれで通算115盗塁。過去には3度の年間2ケタ盗塁を記録したこともあるが、昨年は20年目にして初めて盗塁ゼロだった。なおエンゼルスは4-6で敗れている。
(THE ANSWER編集部)