松山英樹が「希望くれた」 NZ女子選手が1084日ぶりVに喜び「トレンドに乗れるかもと」
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)は、マスターズで日本人男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。快挙を成し遂げた松山から、希望をもらっていたという女子選手がいる。米女子ツアーのロッテ選手権で、3年ぶりにツアー優勝を果たしたリディア・コ(ニュージーランド)だ。「私もこのトレンドに乗れるかも」などと語っていたと米メディアが報じている。
ロッテ選手権優勝のリディア・コが松山に言及
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)は、マスターズで日本人男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。快挙を成し遂げた松山から、希望をもらっていたという女子選手がいる。米女子ツアーのロッテ選手権で、3年ぶりにツアー優勝を果たしたリディア・コ(ニュージーランド)だ。「私もこのトレンドに乗れるかも」などと語っていたと米メディアが報じている。
松山のマスターズ制覇から1週間後。米ハワイで行われたロッテ選手権で、コは通算28アンダー。2位に7打差をつける圧勝で、1084日ぶりの優勝を手にした。米専門局「ゴルフチャンネル」は「リディア・コがロッテ選手権で躍動しLPGAの勝者に返り咲き」との見出しで報じている。
記事では「23歳の元世界ランク1位は土曜日にハワイで行われたロッテ選手権で、2018年のメディヒール選手権以来、実に1084日ぶりに優勝」と久々の快挙を伝えた。コは15歳だった12年にカナディアン女子オープンで優勝。以降、最年少で世界ランキング1位に輝くなど活躍してきた。
しかし、最後の優勝は3年前。長らく栄光から遠ざかっていたコだが、記事では松山とジョーダン・スピースが勇気を与えたと伝えている。スピースはマスターズ前週のバレロ・テキサス・オープンで2017年以来となる優勝。そして松山はマスターズで、17年8月のブリヂストン招待以来、1344日ぶりとなる優勝を手にしていた。
「今いろんなことが頭の中を駆け巡っている」と語ったというコ。「ジョーダン・スピースとヒデキ・マツヤマが過去2週間で勝利した。彼らも長い間勝っていなかったことは知ってる。それが、『私もこのトレンドに乗れるかも』というちょっとした希望をくれた」とコメントしたと記事では伝えられている。
コは「もしも(優勝できる)位置にいて優勝できなかった時、疑いを持ち始める。もし自分を疑うことなんてなかった、なんて言ったらウソになる。胸に手を当てて『また優勝できるかは分からない』と思ったこともあった。再び優勝できて素晴らしい気分」と久々の勝利を喜んでいた。
(THE ANSWER編集部)