夏よりも熱いラリー!? 南半球で生まれた“粘りの16本”&決めポーズが話題
男子テニスの「ASBクラシック」は連日、熱い戦いが繰り広げられている。現地時間10日に行われた準々決勝では、打たれても打たれても必死に食らい付き、最後にポイントを奪う白熱のラリーが誕生。ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで紹介し、反響を呼んでいる。
ASBクラシック準々決勝、ベセリーが16本に及ぶラリーを絶妙ショットで制する
男子テニスの「ASBクラシック」は連日、熱い戦いが繰り広げられている。現地時間10日に行われた準々決勝では、打たれても打たれても必死に食らい付き、最後にポイントを奪う白熱のラリーが誕生。ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで紹介し、反響を呼んでいる。
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現在、夏真っ盛りのニュージーランドで、気温よりも“熱い”ラリーが繰り広げられた。
世界ランク21位のロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)と同64位のイジー・ベセリー(チェコ)が対戦した準々決勝、息をのむ展開が待ち受けていたのは第1セットのゲームカウント2-3で迎えたベセリーのサービスゲームだった。
サウスポーのベセリーが打ち込んだ鋭いサーブをバウティスタ・アグートがリターンすると、お互いにストレート、クロスを使い分けながらチャンスを伺う。そして7本目にベースライン際に深いショットを打ち込んだバウティスタ・アグートが前に出てネットプレーを仕掛けた。
バウティスタ・アグートがガラ空きとなった逆サイドにボレーで決めにかかるも、ベセリーは猛ダッシュで追いついて何とか返球。さらに、その後のスマッシュも打ち返して立て直すと、逆に今度は攻勢をかけ、最後は渾身のパッシングショットでポイントを奪った。