松山英樹を動画でチェック 2打差4位、18歳竹田麗央がアマVへ「自分のゴルフに集中」
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは17日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で第2日が行われた。18位で出た熊本国府高3年のアマチュア・竹田麗央(りお)が7バーディー、ボギーなしの大会コースレコードタイ「65」で回り、通算8アンダーで2打差の4位に浮上。史上8人目のアマチュア優勝の快挙がかかる。22歳の高橋彩華(東芝)が10アンダーで単独首位。
KKT杯バンテリンレディス第2日、元賞金女王・平瀬真由美の姪・竹田麗央が4位浮上
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは17日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で第2日が行われた。18位で出た熊本国府高3年のアマチュア・竹田麗央(りお)が7バーディー、ボギーなしの大会コースレコードタイ「65」で回り、通算8アンダーで2打差の4位に浮上。史上8人目のアマチュア優勝の快挙がかかる。22歳の高橋彩華(東芝)が10アンダーで単独首位。
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竹田は出だしの1番で残り70ヤードから1メートル弱に、2番は残り90ヤードから1メートル半、6番は残り90ヤードから2メートルにつけてバーディー。後半も12番で7メートル、13番は10メートルのバーディーパットを沈めるなど4つ伸ばした。自己ベストを4つ更新する65。稲見萌寧(都築電気)と並ぶこの日ベストスコアで優勝争いに名を連ねた。
得意クラブはドライバーで、平均飛距離は250~260ヤード。ツアー屈指の飛ばし屋・穴井詩(GOLF5)と同組となったが「飛ばし合いをしようとは思わなかったけど、穴井選手も飛んでいた。あまり気にしないようにしていた」と冷静にプレー。「今日はスタート前からショットも、パットも調子が良かった。ハマれば今日のようなスコアが出る」と自信を持って回った。
女子プロの平瀬哲子を母に、1993、94年賞金女王の平瀬真由美を叔母に持つ18歳。今大会は指導を受ける母がキャディーを担当。「昨日は真由美おばちゃんが家に来て『楽しかった?』『頑張ってね』と言ってくれた」。プロの家系に生まれたが「あまりプレッシャーは感じていない。気にならないので、もう慣れたんだと思います」と堂々と語った。
「世界で活躍できるプロゴルファーになりたい」という大きな夢がある。「松山選手はアプローチも上手なので」と海外メジャー・マスターズを制した松山英樹(LEXUS)など、米ツアーで活躍する選手の動画を見ることも多いという。プロツアーは過去3度出場で全て予選落ち。アマチュア優勝となれば、2019年10月の古江彩佳以来史上8人目の快挙だ。
「明日は緊張すると思うけど、今日みたいに自分のゴルフに集中して最後まで諦めずにプレーしたい」。上位5人の平均年齢は20歳。地元で先輩たちとの戦いに挑む。
(THE ANSWER編集部)