松山英樹に感じた「何か異質なもの」 米記者が謙虚さ形容「日本のためになったと…」
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)はマスターズで日本男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。優勝後の飾らない謙虚な姿や、キャディーの早藤将太さんの一礼などが海外でも注目されているが、オーストラリアメディアは「勝利をしても謙虚さを忘れない」などと改めて報じている。
優勝後の姿勢にオーストラリア紙「全てを理解できないが…」
男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)はマスターズで日本男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。優勝後の飾らない謙虚な姿や、キャディーの早藤将太さんの一礼などが海外でも注目されているが、オーストラリアメディアは「勝利をしても謙虚さを忘れない」などと改めて報じている。
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オーストラリア紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」は「勝利をしても謙虚さを忘れないマツヤマ」と見出しを打って記事を掲載。松山が優勝後のインタビューで「日本人でもできるということが分かったと思う」などと語ったことについて注目している。
同紙のピーター・フィッツシモンズ氏による記事では「マツヤマは素晴らしいことを成し遂げたが、それが日本の為になったことを喜んでいるようにも見えていた。そして彼の仲間も同じように喜んでいた」と記載。海外でも大きな話題となった早藤さんの一礼にもこう触れている。
「マツヤマが歓喜の中心にいるときに、キャディーは自分がテレビに映っているとは気づかず、旗をホールに戻しに行った。そして彼は帽子を取り、お辞儀をした。まるでオーガスタに『サンキュー』と言っているようだった」
優勝後、帰国するために訪れた米アトランタの空港で、優勝の証・グリーンジャケットを丁寧に扱う姿も注目されていた松山。記事では「そこには文化的なギャップがあるので、私が全てを理解することはできない。しかし、そこには謙虚さと堂々とした姿、そして何か異質なものが存在していた」と伝え、「ヒデキ・マツヤマとキャディー、そして日本の方々、おめでとうございます」と祝福をつづっていた。
(THE ANSWER編集部)