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渡邊雄太、3月出場時間が短かったのはなぜ? 自ら分析「もっと積極的にならないと」

米プロバスケットボール(NBA)は8日(日本時間9日)、ラプターズが113-122でブルズに敗れた。ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太は16分54秒の出場で7得点、2リバウンド、1スティールを記録。4月に入って出場時間を伸ばしている26歳は試合後の会見で「守備面では良く出来ていると思う」と手応えを口にした。

渡邊雄太【写真:Getty Images】
渡邊雄太【写真:Getty Images】

ブルズ戦後の会見で手応え語る「守備面では良く出来ている」

 米プロバスケットボール(NBA)は8日(日本時間9日)、ラプターズが113-122でブルズに敗れた。ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太は16分54秒の出場で7得点、2リバウンド、1スティールを記録。4月に入って出場時間を伸ばしている26歳は試合後の会見で「守備面では良く出来ていると思う」と手応えを口にした。

 途中出場からアピールした。渡邊は第4クオーター、キレのあるドリブルでゴール下に侵入。背中側でボールを入れ替えるテクニックも披露してマークを引き離し、レイアップシュートを決めた。米実況席からも「良い動きだ、ワタナベ!」と興奮気味な声が聞こえてきた。

 このシュートなど、FGは3本全て決めて成功率100%。3ポイントシュートも1本決めた。試合には敗れたが、NBA公式サイトによると、渡邊はブルズ戦後の会見で手応えを口にしている。ボックスワンの「ワン」を務めた場面については「とても難しい役割。コーチが自分の守備力を信頼してくれているのは嬉しい。ここ数試合守備面では良く出来ていると思う。今日も良かったと思う」と振り返った。

 相手SGのザック・ラビーンのファウルを誘うなどした渡邊。「正直ラッキーな判定」としつつも「彼が不満そうなのは見た。それで満足したわけではないけれど。こういったプレーを続けていきたい」と語っている。

 守備では高評価を受ける渡邊。攻撃面ではコーチからシュートを積極的に打つように助言されているようだ。この日はシュート3本だったが、「もっと積極的にならないと。先月出場時間が短かった理由こそそれだから。自分が決められることは分かっているから、シュートし続けないといけない」と少し笑いながらも課題を口にした。

 3月は出場機会が減少していたものの、4月はこれで4戦連続で13分以上プレー。ニック・ナース監督も「ユウタはほとんど全てのポジションを相手にガードできる。ボックスワンをやった時は彼にとって素晴らしい役割だったと思う。ユウタはその役割を見事にこなした。スティールをしたり、今夜ユウタは本当に良いプレーをした。今夜のようにもっとプレー時間を与えるべきかもしれないね」と語っていた。

(THE ANSWER編集部)

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