大谷翔平、米記者が惜しむ初登板 一球が分けた明暗「捕手がキャッチしていたら…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、ここまで投打に実力を見せている。4日(日本時間5日)のホワイトソックス戦ではメジャー118年ぶりとなる「2番・投手」で出場。打っては137メートル弾を放ち、投げては100マイル(約161キロ)を超える速球も投じたが、5回途中3失点で勝ち投手にはなれなかった。米記者は「彼の競争的な側面が見られた場面だった」と、降板した場面を振り返っている。
米記者が118年ぶり「2番・投手」の出場試合を振り返る
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、ここまで投打に実力を見せている。4日(日本時間5日)のホワイトソックス戦ではメジャー118年ぶりとなる「2番・投手」で出場。打っては137メートル弾を放ち、投げては100マイル(約161キロ)を超える速球も投じたが、5回途中3失点で勝ち投手にはなれなかった。米記者は「彼の競争的な側面が見られた場面だった」と、降板した場面を振り返っている。
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大谷は投打同時出場したホワイトソックス戦、投手として2点リードの5回2死二、三塁で、相手の4番モンカダを三振に仕留めたかに思えた。しかし、捕手スタッシーが内角に落ちたスプリットを捕球できず。振り逃げを防ぐための一塁送球も逸れ、3-3の同点となってしまった。大谷は本塁ベースカバーに入った際に走者アブレイユとの接触もあった。この直後に降板。勝利投手の権利を目前で逃していた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は、自身がホストを務めるポッドキャスト番組「27TH HEAVEN」でこの場面について振り返っている。「オオタニは実際にはあのイニング(5回)をしのいでいたはずだった。パスボールがなければ切り抜けていたわけだから」と語った。
もし振り逃げがなければ5回2安打1失点だっただけに「(数字的に)見え方は全然違う。もちろん5四球は良くないけど」と残念がっている。同番組には「ジ・アスレチック」などで執筆していたブレント・マグワイア記者もゲスト参加。「捕手がキャッチしていたら、我々はこの会話をしていないだろうね」と同じく最後のシーンを振り返っていた。