9日開幕、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン

　女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンが9日から3日間、兵庫・花屋敷GCよかわCで開催される。8日はプロアマが行われた。今季3勝の古江彩佳（富士通）だが、2021年に入ってからはトップ10入りなし。地元で行われる大会への意気込みを口にした。

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　コロナ禍の昨年は関西圏での試合が軒並み中止に。兵庫県神戸市出身の古江にとって、プロになって初めての地元での試合となる。「地元開催というのは、今までよりも強い気持ちで臨めると思う。もっと頑張りたいなという気持ちはあります」と言葉に力を込めた。

　2020年に3勝も、今年に入ってからの5試合は16位が最高。予選落ちこそないが昨年と比べると物足りない成績だ。古江自身、「もやもやする気持ちはあるかもですが、徐々に調子を上げていければいいかなと思っている。（調子は）良くはなっています」と自己分析している。

　刺激になる出来事もあった。兵庫・滝川二高の3学年後輩にあたる梶谷翼がオーガスタナショナル女子アマで日本勢初V。「本当に凄いなと思った。元々凄く強かったけど、（改めて）凄いことだなと。自分も頑張らないとと思わされました」とナショナルチームなどでも親交のあった後輩の快挙を力に変えるつもりだ。