池江璃花子、涙の五輪内定に海外メディアも感動「奇跡の仕事人」「特筆すべき功績」
今夏の東京オリンピックの代表選考を兼ねた競泳の日本選手権第2日は4日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、女子100メートルバタフライ決勝では、池江璃花子(ルネサンス)が57秒77で3年ぶりの優勝を飾った。400メートルメドレーリレーの派遣標準記録(57秒92)を突破し、リレーメンバーとして東京五輪出場が内定した。白血病を乗り越えての復活劇に海外メディアからも続々称賛が送られている。
400mメドレーリレーで五輪出場内定、英BBCなど複数メディアが打電
今夏の東京オリンピックの代表選考を兼ねた競泳の日本選手権第2日は4日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、女子100メートルバタフライ決勝では、池江璃花子(ルネサンス)が57秒77で3年ぶりの優勝を飾った。400メートルメドレーリレーの派遣標準記録(57秒92)を突破し、リレーメンバーとして東京五輪出場が内定した。白血病を乗り越えての復活劇に海外メディアからも続々称賛が送られている。
奇跡的な復活劇だ。池江は残り25メートル付近でトップに立つと、一気に加速しそのままゴールした。電光掲示板を確認するとガッツポーズを作り、そのまま感極まり涙した。リレーメンバーとして東京五輪出場が内定。これを各国メディアが続々と報じている。
英公共放送BBCでは「リカコ・イケエ:日本人スイマーが、白血病と診断されてから2年後、五輪出場権獲得」と報じ、さらに「2月の東京オープンで50メートルバタフライで復帰後初優勝を飾った後、彼女は今年の五輪出場は期待していなかったと言っていた」と2か月前の発言を伝える形で続けている。
五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」も「奇跡の仕事人:イケエ・リカコが東京五輪の日本の4×100メートルリレーチーム入り」との見出しで注目を寄せ、白血病の診断を受けてから2年、復帰からわずか7か月での快挙だと称えている。