角田裕毅に止まぬ称賛 F1大国ドイツメディアでも注目急上昇「並のルーキーではない」
自動車のF1シリーズ開幕戦、バーレーン・グランプリ(GP)でアルファタウリ・ホンダの角田裕毅が9位入賞を果たした。元王者らをオーバーテイクするなど見せ場を作った20歳にF1大国ドイツメディアも注目。「日本においては今や救世主」などと熱視線を浴びせている。
ドイツ紙が特集「一夜にしてスターになった」
自動車のF1シリーズ開幕戦、バーレーン・グランプリ(GP)でアルファタウリ・ホンダの角田裕毅が9位入賞を果たした。元王者らをオーバーテイクするなど見せ場を作った20歳にF1大国ドイツメディアも注目。「日本においては今や救世主」などと熱視線を浴びせている。
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日本の黄金ルーキーにドイツも注目だ。角田はF1デビュー戦で、元王者のキミ・ライコネンやフェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテルらを抜き去った。ドイツTV局「RTL」は「日本F1界の大きな希望の星:ユウキ・ツノダ」の見出しで記事を掲載。「はるかに経験を積んだライバルたちを抜き、一騎打ちでは“並の”ルーキーではないことを見せつけた」と称賛した。
同記事では、角田の経歴を振り返り「(F2の2020シーズン)では、シーズンファイナルで2位と1位。ミック・シューマッハとは総合得点でわずか15点差だった。当時から識者の間では、もしシーズンがあと1週間長かったなら、勢いのあったツノダが“クイック・ミック”を抜いていた可能性があるという見解で一致していた」と同国の英雄ミハエル・シューマッハ氏の息子、ミックにも劣らぬ存在だったと最大限の賛辞を送った。
さらに、デビュー戦となったバーレーンGPについて触れ「日本においては今や救世主となり、一夜にしてスターになった」「この数年ですい星のごとく駆け上がってきたツノダだが、それはまだまだ続きそうだ」と評価した。