羽生結弦を独自採点 過去の3回転アクセルを海外識者絶賛「出来栄え点+6=完璧だ」
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)は、3月に行われた世界選手権男子シングルで3位だった。ショートプログラム(SP)で首位に立つなど、久々の国際舞台を終えた26歳について、海外識者は過去の3回転アクセルの動画を公開し「GOE(出来栄え点)+6=パーフェクト」などと絶賛している。
かつて決めた3回転アクセルに海外ファン「史上最高」
フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)は、3月に行われた世界選手権男子シングルで3位だった。ショートプログラム(SP)で首位に立つなど、久々の国際舞台を終えた26歳について、海外識者は過去の3回転アクセルの動画を公開し「GOE(出来栄え点)+6=パーフェクト」などと絶賛している。
今見ても目を奪われる。リンクに響くピアノの旋律、「バラード第1番」のメロディー。淡いブルーのグラデーションがかかった衣装をまとった羽生は、勢いをつけると思い切り跳びあがった。高さのある3回転アクセル。着氷が見事に決まると、会場は悲鳴にも似た歓声に包まれた。
昨年2月、四大陸選手権のSPで披露した3Aの動画のようだ。19年NHK杯のジャンプ映像も合わせ、欧州衛星放送局「ユーロスポーツ」で解説を務めるマッシミリアーノ・アンベーシ氏が自身のツイッターに公開。「3回転アクセルの異なる入りと出。しかし共通する要素」として、GOEについて言及している。
同氏は「GOE+6=パーフェクト」と非の打ちどころがないジャンプだと絶賛。「凄い高さと幅」「きれいな踏切と着氷」「軽やかさ」「難易度が高く、創造的な入り」「非常に良い身体の位置」「要素と音楽の一致」と6つの項目でそれぞれ「+1」の評価を与え「疑う人はいるだろうか?」と問いかけている。
この投稿に、海外ファンからは「史上最高の3回転アクセル」「彼の3Aはとにかく美しい。完璧」などと賛同するコメントが寄せられたほか、「疑問は、ユヅの3回転アクセルがGOE+5を取れなかったということ」「ジャッジはユヅがもっとできると思ったのかな? だから低めの点数をつけた」「ISUのジャッジがそういう見方をしていないだけ。不公平」などといった意見も書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)