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英競馬で珍事 1頭立ての笑撃レースに現地困惑「最も奇妙な体験」「ジョークかな?」

英国の競馬で単走のレースが行われ、話題を呼んでいる。ライバルが誰もいない状態で“独走”。本来は約4000メートルで行われる予定だったが、単走のためわずか200メートルに短縮されたという。異例のレースの映像を英メディアが公開。現地のファンからは「最も奇妙な体験」「ジョークかな」などと困惑する声が上がっている。

英国の競馬で単走のレースが行われ、話題を呼んでいる(画像はイメージです)
英国の競馬で単走のレースが行われ、話題を呼んでいる(画像はイメージです)

ライバル不在の中で1着賞金200万円獲得

 英国の競馬で単走のレースが行われ、話題を呼んでいる。ライバルが誰もいない状態で“独走”。本来は約4000メートルで行われる予定だったが、単走のためわずか200メートルに短縮されたという。異例のレースの映像を英メディアが公開。現地のファンからは「最も奇妙な体験」「ジョークかな」などと困惑する声が上がっている。

 まるで調教だ。キャンターのようなスピードで駆け抜けていく1頭の馬。ライバルは誰もいない。最後まで騎手に追われることなく、楽な手応えのままでゴール板を駆け抜けた。これが実際のレースというのだから驚きだ。

 たった1頭でのレースが行われたのは3月20日のケンプトンパーク競馬場。英衛星放送「スカイスポーツ」によると、別のレースで除外になった馬のための救済レースとして行われたが、頭数が揃わず出馬したのはフランスの10歳馬マクラジャだけだったという。

 さらに記事では「マラクジャはただ走っていき、ウイニングポストを通過するだけで1着となった」と記し、1着賞金が1万5000ユーロ(約195万円)だったこと、距離が約4000メートルから1ハロン(約200メートル)に短縮されたことなどを伝えている。

 実際のレースの映像を英競馬番組「レーシングTV」の公式ツイッターが公開しているが、これに現地ファンからは「最も奇妙な体験」「ジョークかな」「イージーだね」「ベストレースだ」「ちょっと寂しい光景」「驚きだ」などと反響のコメントが集まっている。

 米国では過去に歴史的名馬スペクタキュラービッドが出走したレースで、相手が集まらず1頭でレースが行われたケースなどもある。

(THE ANSWER編集部)

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