「日本記録更新と東京五輪のメダルが目標」 富士通入社の橋岡優輝が会見で意気込み
東京パラリンピック出場内定の兎澤朋美らも新たな環境に意欲示す
1月の箱根駅伝第1区で見せた積極的な走りが記憶に新しい塩澤稀夕(東海大)は「自己管理ができる人間になり、競技、仕事を両立したい。ニューイヤー駅伝で連覇がかかっているチームなので、貢献したい」と話し、再び正月のロードレースで活躍を目指す。
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田中佑美(立命大)は、女子100メートルハードルの学生女王。「今まではレベルの高い大会での入賞を目指していたけど、メダル争いに加われるようになれればと思う」と社会人大会でのトップ争いに意欲。男子競歩の村山祐太郎(順大)も「富士通のウェアを着て競技できることを嬉しく思う。日の丸を背負って活躍できる選手になりたいと思っている」と今後の台頭を誓った。
パラ陸上女子走り幅跳びのT63クラス(下肢切断)で東京パラリンピックの出場が内定している兎澤朋美(日体大)は「実業団として名のあるチームで、パラの選手として活躍することで、競技の普及にもつなげたい。富士通陸上部として地域とのつながりに取り組むプロジェクトもあるので、積極的に参加したい。これまでパラ競技を知らなかった人に向けても、知ってもらえる機会になると思う」と活躍と競技の普及に意欲を示した。19年のパラ陸上世界選手権では銅メダル。東京では金メダル争いも期待される。
富士通は、陸上界の名門。男子50キロ競歩の鈴木雄介や、男子20キロ競歩の高橋英輝、男子マラソンの中村匠吾がすでに東京五輪の出場内定者となっている。新たに6人の選手を加え、世界の大舞台での活躍を目指す。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)