渡邊雄太が「なぜ使われないか不思議」 3月1勝ラプターズに米記者「ユウタを戻せ」
米プロバスケットボール(NBA)ラプターズは29日(日本時間30日)、ピストンズに104-118で敗れた。渡邊雄太は9分37秒の出場で4得点、4リバウンドを記録した。3月は12戦1勝とチームは絶不調。現地の識者は「なぜユウタが使われないのか不思議」などと待望論を展開している。
トロント地元紙の記者は待望論を展開「そろそろ時間だ」
米プロバスケットボール(NBA)ラプターズは29日(日本時間30日)、ピストンズに104-118で敗れた。渡邊雄太は9分37秒の出場で4得点、4リバウンドを記録した。3月は12戦1勝とチームは絶不調。現地の識者は「なぜユウタが使われないのか不思議」などと待望論を展開している。
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今こそ背番号18が必要だ。ラプターズは東カンファレンス最下位に沈むピストンズ相手に14点差で完敗。3月はわずか1勝しかしていない。そんな中、渡邊は75-92で追いかける第4クオーターから出場すると、試合残り8分29秒にオフェンシブリバウンドを拾ってレイアップ。さらに残り2分6秒にはペイント内でジャンプショットを決めた。
少ない出場時間で4リバウンドを記録した渡邊について、トロント地元紙「トロント・サン」のライアン・ウォルスタット記者は、自身のツイッターで「ユウタ! そろそろ時間だ。彼が試合序盤から出場していた時には、良い事が起きていた」と見解を示した。
また、NBAカナダ版公式サイトなどに寄稿していたチェティン・ジェム・イルマズ氏は「ラプターズがファイティングスピリッツを失っている今、なぜユウタが使われないのか不思議。この男は20点差でも全力を出してプレーしているんだぞ」とツイート。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のラプターズ番エリック・コリーン記者も自身のツイッターで「ユウタをローテーションに戻せ」と待望した。
11日のホークス戦から、11試合中6試合の出場で、10分を超える出場時間はわずか2試合に留まっている渡邊。1月31日(同2月1日)のマジック戦では体を張って211センチのニコラ・ブーチェビッチをブロックするなど、献身的な姿勢が高評価を集めていたが、現地からは出場機会増加を求める声も上がっている。
(THE ANSWER編集部)