白井健三、4年後へ海外からも高まる注目 「ツイスト・プリンス」の異名も
体操男子団体で金メダルを獲得した白井健三(日本体育大学)。本命視されていた種目別床ではまさかの4位に終わったものの、2020年の東京五輪では主役の一人として大きな期待がかかっている。
20歳の誕生日に帰国会見に出席、「後悔のなかった20代だったと言えるように」
体操男子団体で金メダルを獲得した白井健三(日本体育大学)。本命視されていた種目別床ではまさかの4位に終わったものの、2020年の東京五輪では主役の一人として大きな期待がかかる。驚異のひねり技を成功させることから、日本国内では“ひねり王子”と呼ばれることもあるが、海外のメディアも「ツイスト・プリンス」と全く同じ異名をつけている。
白井は25日に日本代表選手団帰国会見に出席。この日が20歳の誕生日となった次代のエースは壇上で爽やかな笑顔を弾けさせた。東京五輪を控える20代がスタートしたが、後悔のない、充実の日々を送る決意を表明した。
「10代最後の試合がオリンピックだったので、そこでいい結果といい演技ができたことにすごく満足しています。また、今日から20代が始まりますけど、30歳の誕生日の時に、後悔のなかった20代だったと言えるように、また10年間頑張っていきたいと思います。まだまだ若いですし、学生なので、これからも若さと勢いのある演技で、チーム日本を元気づけられるように頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします」
米放送局「NBCスポーツ」など、海外メディアからは「the “Twist Prince”(ツイスト・プリンス)」の異名で報じられる。4年後の東京五輪では団体の連覇のみならず、得意の種目別床、そして内村航平の後継者として個人総合でのメダル獲得の期待も集まるだけに、同メディアは「彼は東京では“ツイスト・キング”になることを望んでいる」と伝えた。海外からの注目度も高い。「キング・コウヘイ」の後を継ぎ、「ツイスト・プリンス」は東京五輪で主役になれるだろうか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer