日韓戦で完敗の韓国監督、現地メディアが去就問題提起「6月までに改善見られないと…」
サッカー日本代表は25日、日産スタジアムで開催された国際親善試合で韓国代表と対戦し、3-0と圧勝した。惨敗を喫した韓国代表のパウロ・ベント監督について、韓国メディアは「6月までに改善が見られなかった場合、彼は長く務めることができないかもしれない」と去就に言及している。
“横浜の惨事”0-3で惨敗、試合後は「多方面から批判された」
サッカー日本代表は25日、日産スタジアムで開催された国際親善試合で韓国代表と対戦し、3-0と圧勝した。惨敗を喫した韓国代表のパウロ・ベント監督について、韓国メディアは「6月までに改善が見られなかった場合、彼は長く務めることができないかもしれない」と去就に言及している。
韓国のプロサッカーリーグ、Kリーグ公式サイトの英語版の記事を提供するニュースサイト「Kリーグ・ユナイテッド」は、「ベント監督の運命が決まる6月の予選」との見出しで記事を掲載している。
前半に2失点、後半も1失点して完封負け。記事では「ポルトガル人監督の元でプレーする韓国代表のパフォーマンスに対して、大きな不満が集まっており、6月のワールドカップ(W杯)予選までに改善が見られなかった場合、彼(ベント監督)は長く務めることができないかもしれない。国内メディアからの批判も出てきている」と記載している。
国際親善試合としては10年ぶりとなった日韓戦の完敗については「予想通り、メディアからのバッシングは素早く、凄まじいものだった」と伝えられている。2011年8月に北海道・札幌で行われ、同じく0-3で敗れたキリンチャレンジ杯と比較されているようで、「横浜の惨事」とも表現されている。
「全体的なパフォーマンスが酷いという意見で一致しており、ベント監督の戦術は多方面から批判された」と記事では指摘。ベント監督の「意図していたプレーをできなかったことを認める。前半は中途半端なパス回ししかできなった。後半ほんの少し良くなっただけだ」というコメントも紹介している。
6月のW杯予選まで、多くの時間が残されているわけではない。「これから開催される予選にフォーカスした場合、彼は身の振り方を再考しなくてはいけなくなるだろう」と記事では言及していた。
(THE ANSWER編集部)