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ラリー中に熱中症でダウン フラフラの英19歳を海外心配「危ない」「早い回復を願う」

テニスのマイアミオープン男子シングルスの試合で、世界ランク316位の19歳ジャック・ドレイパー(英国)が、ラリー中に熱中症で倒れるという出来事があった。現地時間25日に起きた実際のシーンをATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。また、英メディアも「暑さに苦しみ、倒れた」と伝えている。

ジャック・ドレイパーがラリー中に熱中症で倒れた【写真:Getty Images】
ジャック・ドレイパーがラリー中に熱中症で倒れた【写真:Getty Images】

マイアミオープン1回戦の出来事に海外「湿度はきついからね」

 テニスのマイアミオープン男子シングルスの試合で、世界ランク316位の19歳ジャック・ドレイパー(英国)が、ラリー中に熱中症で倒れるという出来事があった。現地時間25日に起きた実際のシーンをATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。また、英メディアも「暑さに苦しみ、倒れた」と伝えている。

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 19歳がやられてしまった。世界ランク106位ミハイル・ククシュキン(カザフスタン)との1回戦・第1セット、ドレイパーは5-6とリードされた時点で医療スタッフに脈拍をチェックされた。少し苦しそうだ。試合は続行したが、サーブに力はない。相手のセットポイント、ラリーを続けて右にボールを追ったが、遂にコート上に倒れこんでしまった。

 駆け寄ったスタッフの力も借り、何とか立ち上がったドレイパーだったが、試合は棄権することとなった。実際の映像を「テニスTV」公式ツイッターが公開。また、英紙「デイリーメール」は「英国の19歳、ドレイパーがマイアミオープンのコート上でフロリダの暑さに苦しみ、熱中症で倒れた。ATPツアーのデビュー戦だったが、リタイアとなった」との見出しでこの出来事を伝えている。

 記事では「ドレイパーは経験豊富な選手と対等に戦っていたが、5-6の時点で脈拍をチェックされていた」と紹介。立ち上がり、自力で会場を後にしたことも伝えている。当時、マイアミの気温は約29℃。1月に新型コロナウイルスに感染していたというドレイパーは「テニスができない時期が続いていた」と語ったという。

 倒れたことについては「めまいがしたので、転んでしまった。コンディションをコントロールできなかった。体力面でまだまだ改善しなきゃいけない部分がある。健康面でもベストではない」と反省を口にしている。映像を見た海外ファンからは「早い回復を願う」「危ないね」「こんな光景はもう見たくない」「彼のような年齢でも暑さに苦しむんだね」「マイアミの湿度はきついからね」などとコメントが寄せられている。

(THE ANSWER編集部)

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