NCAAトーナメントでの不可解な反則にファン「冗談言ってる？」

　米大学女子バスケットボールのNCAAトーナメント（全米大学選手権）で目を疑うような判定が下された。スローインを受け取ると同時に相手ディフェンダーと接触し、倒れた選手がトラベリングの反則を取られた。米メディアが実際の映像を公開すると、まさかのジャッジに現地ファンからは「ちょっと待って、なんで？」「冗談言ってる？」と驚きの声が寄せられている。

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　何故トラベリングなのだろうか。22日（日本時間23日）に行われた1回戦、オレゴン州立大が51-33とリードした第3クオーターだ。フロリダ州立大がスローイン。味方がボールを受けた瞬間、待ち構えていたディフェンダーと接触し、吹き飛ばされた。審判はファウルをコール。しかし反則を取られたのは倒れた選手だった。

　自信満々に胸の前で腕を回す審判。判定はまさかのトラベリングだ。ボールを持って3歩以上歩く反則だが、倒れた選手はボール保持してさえいないように見える。スローインした選手も驚いたように審判を見つめ、呆然と立ち尽くしている。

　不可解な反則の一部始終を、米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」の公式インスタグラムは「トラベル？」とつづって公開。“謎判定”を目の当たりにした現地ファンからは「ちょっと待って、なんで？」「この審判は2度とバスケを見てはいけない」「酷い判定だ」「これまでで最悪の判定」「冗談言ってる？」「これじゃあ全部トラベリング」などとコメントが寄せられている。なお、試合は83-59でオレゴン州立大が勝利。2回戦に駒を進めた。