揺れて落ちる37m弾 仏1部の無回転FKに英驚愕「プスカシュ賞級」「GKは何もできない」
海外サッカー、フランス1部リーグ・アンで衝撃的な無回転FKからゴールが生まれた。現地時間21日、ロリアンの22歳FWアルマン・ロリエンテが決めた、揺れて落ちる“37メートル弾”をリーグ・アン公式ツイッターが動画で公開。英紙「デイリーメール」は「プスカシュ賞級」と称賛している。
ロリアンの22歳FWロリエンテのFKが話題
海外サッカー、フランス1部リーグ・アンで衝撃的な無回転FKからゴールが生まれた。現地時間21日、ロリアンの22歳FWアルマン・ロリエンテが決めた、揺れて落ちる“37メートル弾”をリーグ・アン公式ツイッターが動画で公開。英紙「デイリーメール」は「プスカシュ賞級」と称賛している。
揺れて、落ちた。ナントに1点をリードされて迎えた後半42分、ロリアンはゴールまで約37メートルの位置でFKのチャンスを得た。キッカーは22歳ロリエンテ。助走から右足で蹴りこんだシュートは、無回転だ。壁を越え、ゴールを大きくオーバーしていこうかという軌道だったが、ここからが凄い。
ボールは空気抵抗を受け、急降下。不規則な変化をしながら向かってくる球に、GKは左手を伸ばして飛びついたが届かない。ゴール右隅に突き刺さる、同点の一撃となった。実際の映像をリーグ・アン公式ツイッターが公開している。
また、英紙「デイリーメール」は「選りすぐり! アルマン・ロリエンテがプスカシュ賞級の40ヤード(約37メートル)のFK…22歳のロリアンのFWがナント戦で史上最高のFKを決めた」との見出しで記事を掲載している。
記事では「キーパーがラインから出て、2人が壁を作っていたため、誰もがロリエンテがクロスを上げると思っていた」と状況を説明。「しかし、ロリエンテにそのアイデアは無かった。そのままシュートを放ち、GKアルバン・ラフォンは何もできないままボールは彼の前を通過した」と伝えている。
同氏は「2002年のW杯でロナウジーニョがイングランド戦で決めたFKを彷彿するようなゴールで、次のプスカシュ賞の候補になっただろう」とも伝えている。試合は1-1の引き分けに終わっている。
(THE ANSWER編集部)