シェルバコワに母国識者が太鼓判 初の世界選手権も「通常の大会。恐怖はないでしょう」
トルソワは「まさに、金メダルを狙うスケーター」
また紀平梨花とともに、シェルバコワの最大のライバルと目されるトルソワについては「彼女が自信を持っているものを安定して実施する必要があります。彼女はクリーンに、上質に、2つのプログラムを滑り切らなければなりません」とSP、フリーでの安定感がカギだと指摘しつつも、「サーシャはまさに、金メダルを狙うスケーターたちの一人です。彼女を争いから除いてはいけませんし、我々はそれをしません」と話している。
またトルソワにとって、この世界選手権は大きな意味があるとも指摘している。
「どれほどの間、国際大会がなかったでしょう? 彼女が世界選手権の出場を決めたのは素晴らしいことです。これはトップにいるという自信を与えることになります。サーシャにはさらに目指す場所があります、これは彼女にとって大きなプラスです。世界女王になれば、その後、五輪女王にもなる、という例はよくあります。多分、私が思い出す唯一のスケーターは、五輪で金メダルを獲得しながら、世界選手権で優勝しなかったアデリナ・ソトニコワです」
トルソワにとっても初の世界選手権出場が持つ意味は大きく、来年の北京五輪へと繋がるものになるとも見ている。
(THE ANSWER編集部)