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大谷翔平は「エースになる素質ある」 現地メディアは二刀流での“MVP候補”に指名

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は21日(日本時間22日)、パドレスとのオープン戦で先発予定している。開幕を控え、ここまで投打で躍動する背番号17に現地ラジオ局が注目。今季のア・リーグMVP候補に名前を上げ、「エースになる素質がある」などと投手として高く評価している。

オープン戦で好調を維持する大谷翔平【写真:AP】
オープン戦で好調を維持する大谷翔平【写真:AP】

地元ラジオ局が“二刀流大谷”を絶賛「無視することなどできません」

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は21日(日本時間22日)、パドレスとのオープン戦で先発予定している。開幕を控え、ここまで投打で躍動する背番号17に現地ラジオ局が注目。今季のア・リーグMVP候補に名前を上げ、「エースになる素質がある」などと投手として高く評価している。

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 大谷は、サイ・ヤング賞右腕シェーン・ビーバーから飛距離464フィート(約141.4メートル)の一発を放つなど、オープン戦で4本塁打を記録。打者として目覚ましい活躍をしているが、投手としても100マイル(約161キロ)を超える速球を投じるなど、復調をアピールしている。

 2018年以来の二刀流完全復活への期待がかかる大谷だが、現地ラジオ局「KLAA」の番組「エンゼルス・リキャップ・ポッドキャスト」でホストを務めるトレント・ラッシュ氏は、「3、4週間このポッドキャストでは、ショウヘイ・オオタニ以外の選手についても話しますと“警告”していますが、彼のプレーを見れば、無視することなどできません」とオープン戦での活躍を振り返った。

 ラッシュ氏は、大谷が3日(同4日)のレンジャーズ戦で放った、468フィート(約142.6メートル)の特大弾に言及し「打者として何ができるのかを垣間見せました」と話した上で、「マウンド上でもここまで素晴らしく、合計4イニングを投げて12アウトの内、9奪三振。これほど見事なんです」と投手として復調していることを指摘。さらに「オオタニが春季キャンプでやっていることを見るのは、本当に素晴らしい。これらを4月(レギュラーシーズン)に見たいです」とシーズンでの活躍に期待感を示した。

 さらにラッシュ氏は、今季のア・リーグMVP候補として、同僚のマイク・トラウト、アンソニー・レンドンとともに大谷の名前を挙げ「(打者か投手か)どちらでの活躍を求めるかによるが」と前置きした上で「例えば、レギュラーシーズン最終戦やワールドシリーズ第7戦で、誰が投げるべきか。エンゼルスは多分ショウヘイ・オオタニを起用するでしょう」と持論を展開。続けて「オオタニはエンゼルスのエースになる素質があります」と話していた。

 パドレス戦でオープン戦3度目の先発マウンドに上がる大谷。レギュラーシーズンへ向け、弾みをつけられるだろうか。注目の登板となる。

(THE ANSWER編集部)


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