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前田健太の“えげつないスライダー”に米注目 防御率は0.63「また素晴らしかった」

米大リーグ、ツインズの前田健太投手は20日(日本時間21日)、フロリダ州フォートマイヤーズで行われたレイズとのオープン戦に先発し、5回1/3で4安打1失点、6奪三振と好投した。現地メディアでは「またしても素晴らしかった」と称賛されている。

前田健太【写真:AP】
前田健太【写真:AP】

レイズ戦に先発し6回途中1失点、地元メディアは安定感に拍手

 米大リーグ、ツインズの前田健太投手は20日(日本時間21日)、フロリダ州フォートマイヤーズで行われたレイズとのオープン戦に先発し、5回1/3で4安打1失点、6奪三振と好投した。現地メディアでは「またしても素晴らしかった」と称賛されている。

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 前田が開幕投手へ順調な仕上がりをアピールした。初回2死では3番の左打者メヒアに対して、内角へ鋭く変化。軸足の左足に当たりそうなくらい変化するスライダーで空振り三振に切って取るなど上々の立ち上がり。2回に被弾したものの、その後も多彩な変化球を投げ分け、6回途中を1失点と上々の投球を披露した。

 今季のオープン戦では防御率0.63と抜群の安定感。米地元紙「スター・トリビューン」では「ケンタ・マエダがタンパベイとの春季キャンプでの2-1勝利で投球」との見出しで投球内容を伝える中で、「マエダは、春季最初のナイトゲームでも、またしても素晴らしかった」と称賛。さらに「完璧な春を過ごしていたマエダがホームランを許したことに、皆少し衝撃を受けた様子だった」と被弾に衝撃を受けたほどの安定感だったと評している。

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役の米大リーグ選手や米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏も初回にメヒアから空振り三振を奪ったボールを「ケンタ・マエダ、えげつない82マイルのバックフットスライダー」と絶賛。次回が開幕前の最終登板となる予定だが、4月1日の開幕戦ブルワーズ戦へ向けて視界は良好だ。

(THE ANSWER編集部)

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