JSCオンラインセミナー「HPSCプログラム」開催 トップアスリートが中高生に貴重なアドバイス
部井久選手、瀬立選手から後輩アスリートたちに心に響くメッセージ
楽しかった時間はあっという間に過ぎてしまう。まだまだ聞き足りないこと、話したりないことがあり、名残惜しさも残しながら閉会の時間を迎えた。ここで改めて部井久選手と瀬立選手から参加者の心に響くメッセージが伝えられた。
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部井久選手「僕も皆さんと同じようにタレント発掘・育成事業に参加して、今は代表として活動している。忘れてほしくないのは、今の時点でみんなは選ばれた存在だということ。高い志を持つきっかけをもらっている時点で、他の子たちよりも高い意識を持ち続けなければならないことを常に頭に置いておいてほしいと思います。大人になるに連れて妥協してしまう人が多く、本来の目標からずれることもある、でも、今日参加してくれたみんなはブレずに頑張ってほしい。それが目標に近づく鍵となります」
瀬立選手「競技を続ける中で壁やスランプは必ずあります。その時、人から言われてやっている気持ちが大きいと、壁は乗り越えにくくなる。今日、改めて自分はなぜこの競技をやっているのか、競技を通してどう社会に貢献したいのか、どう成長したいのか、考えてみてください。自分がやりたいからやるという気持ちを持って、高みを目指して頑張ってください。オリパラに出場するのは並大抵の努力では勝ち取れないと実感しています。一緒に頑張って日本のスポーツ界を盛り上げていきましょう」
2人の先輩アスリートの言葉に、真剣な表情で耳を傾けたり、熱心にメモを取ったり、未来のトップアスリートたちにとって、貴重な2時間の体験となった。先輩から後輩へ世界に繋がるバトンが手渡されたセミナーは、参加した中高生にとって一生の宝物となるはずだ。
(THE ANSWER編集部)