8強入りの錦織、“ドバイの復調”に海外期待 「優勝候補の1人に」「取り戻してる!」
テニスの世界ランク41位・錦織圭(日清食品)が現地時間17日、ドバイ選手権の男子シングルス3回戦で同59位のアルヤズ・ベデネ(スロベニア)に2-0(6-4、6-4)で勝利した。今大会の自身初、2021年では2度目の準々決勝進出に、海外識者は「本当に調子を取り戻しつつある!」と称賛している。
ドバイ選手権で準々決勝進出に現地メディア「ベデネを打ち負かした」
テニスの世界ランク41位・錦織圭(日清食品)が現地時間17日、ドバイ選手権の男子シングルス3回戦で同59位のアルヤズ・ベデネ(スロベニア)に2-0(6-4、6-4)で勝利した。今大会の自身初、2021年では2度目の準々決勝進出に、海外識者は「本当に調子を取り戻しつつある!」と称賛している。
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錦織は、第1セットの第1ゲームで、長いラリーから、ラインいっぱいに決まる精確なウィナーを披露。マッチポイントでも、相手を左右に揺さぶると、バックハンドで強烈なウィナーを決めた。
ストレート勝ちを収めた錦織に対し、ポルトガルのスポーツ専門メディア「レコード」の記者、ホセ・モルガド氏は「ケイ・ニシコリがアルヤズ・ベデネを6-4、6-4で倒し、準々決勝に進出した。ここドバイでは彼のキャリアの中で初めての準々決勝である。2021年では2度目の準々決勝進出。本当に調子を取り戻しつつある!」と期待感を示した。
また、UAEのスポーツメディア「スポーツ360°」は「ドバイ選手権でケイ・ニシコリが活躍」との見出しで記事を掲載。「ケイ・ニシコリがアルヤズ・ベデネを6-4、6-4で打ち負かした。このドバイでの優勝候補の1人になった」と注目し、「サーブでの失点は1回のみ。ファーストサーブでの失点は0回で、31個のウィナーをベデネ相手に決めて、準々決勝に進んだ」とサービスゲームの好調さを称賛していた。
錦織は次戦、世界ランク81位のロイド・ハリス(南アフリカ)と4強入りをかけて対戦。2021年初の準決勝進出を決められるだろうか。
(THE ANSWER編集部)