41→43.5→44→44.5→82 魅惑のロングシュート弾に再反響「どれがお好き?」
シュトッペルカンプが自陣から放った一撃は82mを突き抜けて相手ゴールへ
2位は唯一のオウンゴールから選出。2014-15年シーズンのドルトムント-ボルシアMG戦、ドイツ代表MFクリストフ・クラマーは最終ラインからのパスを受けようと、センターサークル付近まで下がってきた。背後からの相手のプレッシャーに焦ったのか、そのままダイレクトで後方に戻したボールは大きく浮いてしまい、GKのはるか上を通過。「44.5メートル」の超ロングオウンゴールとなってしまい、クラマーは頭を抱えて悔しがった。
そして、栄えある1位は2014-15年シーズンからMFモリッツ・シュトッペルカンプ(現MSVデュースブルク)が輝いた。当時ドイツ1部に所属していたパーダーボルンとハノーファー戦、0-1と1点ビハインドで後半アディショナルタイムを迎えたハノーファーは、GKも上げて全員攻撃を仕掛けていた。シュトッペルカンプはその隙を突き、自陣のペナルティーアーク付近でこぼれ球を胸トラップすると、反転しながら豪快にシュート。ボールは一気に加速してハノーファーゴールへと向かい、最後は追いかける敵から逃げるようにコロコロと転がってネットに吸い込まれた。その距離は驚愕の「82メートル」。対戦相手のハノーファーには、日本代表DF酒井宏樹(現マルセイユ)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)が所属していたことでも印象深い一撃となった。
動画を紹介した衛星放送「ビーイン・スポーツ」の公式ツイッターには、「偉大な才能チャルハノール」「偉大なるアランゴ!」「シュトッペルカンプのゴールが好きだな」といったファンが思い思いのコメントを寄せていた。
2018年はどのような素晴らしいゴールが生まれるのか、大きな楽しみになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)