マレー初戦敗戦、ジョコ棄権… BIG4の完全復活は遠い!? 「全豪OP参加は不透明」
男子テニス界は2017年、アンディ・マレーとノバク・ジョコビッチ(セルビア)の元世界ランク1位コンビをはじめ、錦織圭(日清食品)らを含めてトップランカーたちに故障離脱が相次いだ。スターの完全復活が待たれるなか、マレーはエキシビションのムバダラ・ワールド・テニス選手権で初戦敗退。ジョコビッチも肘の故障で棄権するなど、「BIG4」に暗雲が漂っている。
臀部の故障から復活を期したマレーはエキシビションで初戦敗退
男子テニス界は2017年、アンディ・マレーとノバク・ジョコビッチ(セルビア)の元世界ランク1位コンビをはじめ、錦織圭(日清食品)らを含めてトップランカーたちに故障離脱が相次いだ。スターの完全復活が待たれるなか、マレーはエキシビションのムバダラ・ワールド・テニス選手権で初戦敗退。ジョコビッチも肘の故障で棄権するなど、「BIG4」に暗雲が漂っている。
世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)、同2位のロジャー・フェデラーと並び、BIG4の一角として君臨してきた2人の復活は、思い描いていたものとは異なる結果となった。
臀部の故障から復帰を目指す世界ランク16位のマレーは、初戦で同20位のロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)と対戦。立ち上がりから4ゲームを連取され、その後は粘るも劣勢をはね返せず、2-6で黒星発進となった。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」英国版によれば、マレーは「試合が進むにつれて良い感触になってきた。出だしはスローな感覚だった。最後に少しだけ良い感じになったけれど、間違いなく向上の余地がある」と敗戦にも前向きな姿勢を示したという。
それと同時に、右肘痛の再発で無念の棄権となったライバルについてもコメント。「ここ(アブダビ)にとどまって、みんなと数日間練習する予定だ。ノバクがプレーできなくなってしまったことは不運だ」と想いを寄せた。