F1初参戦の角田裕毅、楽しみは「圧倒的に鈴鹿」 開幕直前会見で“攻めの走り”誓う
F1ドライバーとして今季デビューする20歳・角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が、28日決勝の開幕戦バーレーンGPを前に意気込みを語った。日本人としては2014年の小林可夢偉以来、7シーズンぶりのF1参戦。17日に行われたリモート会見に英国・ミルトンキーンズから参加し「思い切ってアグレッシブに走りたい」と誓った。主な一問一答は以下の通り。
開幕戦バーレーンGP目前、リモート会見一問一答
F1ドライバーとして今季デビューする20歳・角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が、28日決勝の開幕戦バーレーンGPを前に意気込みを語った。日本人としては2014年の小林可夢偉以来、7シーズンぶりのF1参戦。17日に行われたリモート会見に英国・ミルトンキーンズから参加し「思い切ってアグレッシブに走りたい」と誓った。主な一問一答は以下の通り。
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――バーレーンで3日間のテストを終えた。開幕戦はどんな走りができそうか。テストから得たもの、課題はあるか。
「3日目は何も問題なく走れ、ドライビング、セットアップに集中できてスムーズな1日になりました。1日目、2日目は新しいマシンにアダプトすることを目的に走っていたが、1日はエンジン、燃料タンク系の問題が出た。2日目も満足いくタイムは出せなかったんですが、3日目は問題なく、練習、予選シミュレーションをこなせた。
バーレーンのサーキットは風が強い。車のバランス、動き方が風の向きによって全然違う。コーナーごとに走り方を変えたり、そういうったところが課題。ただ、車の感触としては悪くない」
――3日目には、当日2位(会期中2位)となるタイムを出した。
「テストですが、トップ3に入れたことは嬉しいし、自信につながる。でも、どのチームがどんな燃料の重さなのかとか、何をしていたのかとかも分からないので、一概に調子がいいとかも分からない。ただ、自分のドライビングは徐々にタイムを上げられて、走りに集中でき、トップ3に入れているので自信につながった」
――トレーニングで重点的に行っていることは。
「首と体幹を重点的に鍛えている。F1はGが比べ物にならないくらい、はるかに大きい。初めて乗った時は、20周とかで疲れを感じていた。ただ、バーレーンではそこまで疲れなかった。3日目はレースシミュレーションで54周したが、そこまで疲れなかった。そこはすごく成長しているかなと。首にそんなに負荷のないコース。でも、トレーニングはまだ必要だと思うし、これからもしていくつもりです」
――オフの時間は何をしているのか。
「結構、ゲームを日本の友達とやっている。ウェイクボードやゴルフが好きだが、イギリスのロックダウンもあって日本の友達とゲームしかしていない。後はトレーニング」
――新車のAT02にどんなポテンシャルを感じているか。
「去年の車と比較するのは難しい。風の強さも違うので一概には言えないが、ステアリングが変わったと思う。今年のイモラのシェイクダウンをしたとき、ステアリングの変化はポジティブだったかなと思う」