米名物セレブが快投動画を公開「20Kなんてなかなか見ない」

　米国の高校生が、7回20奪三振という凄まじい投球でノーヒットノーランを達成した。11日（日本時間12日）に行われた7回制の試合の映像を、米名物セレブが公開。次々と打者を仕留めた快投に、現地ファンからは「彼と契約しろ」「凄い技術とスタミナだ」などと反響が寄せられている。

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　相手をねじ伏せた。右オーバーハンドから豪快に投げおろす投手が、伸びのある直球とブレーキの効いたカーブを主体に、続々と三振に奪っていく。高校生ながら、球には威力がありそうだ。7回制の試合で完投し、奪三振の数はなんと20。最後の打者をセカンドゴロに打ち取ってノーヒットノーランを達成すると、マウンド付近に歓喜の輪ができた。

　この試合の動画を、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役の米大リーグ選手や米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏がツイッターで公開。「20奪三振のノーヒットノーランなんてなかなか見ない。昨夜のA.J.プレンダーガストの20奪三振だ」と文面で紹介している。

　また、米フロリダ州コーラルスプリングの地元メディア「コーラルスプリングス・トーク」は、「コーラルスプリング・チャーター高のA.J.プレンダーガストが20奪三振でノーヒットノーランを達成した」との見出しで記事を掲載している。

　好投したプレンダーガストは22年卒の右腕で、現在の最速は89マイル（約143キロ）。記事によると、この試合はコーラルスプリング高を相手に、捕手の打撃妨害で1人走者を出しただけ。直球とカーブを軸にした投球で、6-0の勝利に導いたという。

　投球動画を目の当たりにした米ファンからは「凄い技術とスタミナだ」「素晴らしい投球だ」「感銘を受けた」「人間じゃない」「彼と契約しろ」「野手は退屈だったろうね」「狂っている」「覚えておこう」などと反響が寄せられている。