シャペコエンセ生存者が“奇跡の復帰” 義足ゴールに世界感動「涙なしで見られない」
海外メディアも続々特集「義足で挑んだシャペコエンセのヒーロー」
感動の一部始終をFOXスポーツアジア版は公式インスタグラムに動画付きで紹介。「なんて素晴らしい瞬間なんだ!シャペコエンセ墜落事故の生存者、ジャクソン・フォルマンが親善試合に途中交代でピッチに立ち、ゴールを記録した」と伝えると、映像を見たファンから大反響を呼んだ。
「神よ…なんて美しい場面なんだ」
「大きなリスペクトを」
「涙なしでは見られない」
「心温まる光景だ」
「心打たれた。サッカーは、美しい」
海外メディアも続々特集。エクアドル紙「EL UNIVERSO」は「25歳のGKはゴールを決めた。それは、あえて義足でけり込んだものだった」と伝えた。オーストリア紙「Kronen Zeitung」は「義足で挑んだシャペコエンセのヒーロー」と見出しを打ち、「悲劇的な墜落事故から生還したGKのジャクソン・フォルマンがチャリティマッチのピッチに立つ微笑ましい瞬間が訪れた」と伝えた。
事故の残りの生存者のルシェウは11月に公式戦に復帰し、ネットは来年の復帰を目指している。フォルマンは選手生命を断たれたが、記事によると、試合後に右足を失ったことについて「人生を生き続けていく上で、常に笑顔でいたいんだ」と力強いコメントを残したという。
シャペコエンセは事故で大幅にチーム再編成を強いられながら、今季は1部残留。世界で大きな話題を呼び、8月にスルガ銀行杯で来日し、日本代表DF槙野らを擁するJリーグの浦和レッズと対戦したことで日本のファンも注目していた。痛ましい事故が消えることはないが、フォルマンの“復帰”は世界に大きな感動を呼んでいる。
(THE ANSWER編集部)