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“復帰”イチローと対戦 同僚エースも感激「彼のことが大好き。本当に楽しかった」

米大リーグ、マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は7日(日本時間8日)、アリゾナ州ピオリアで行われたスプリングトレーニングでの紅白戦に出場。背番号51を背負って打席に立った。イチローが“復帰”した映像をマリナーズが公式ツイッターで公開すると現地ファンは歓喜していたが、イチローと対戦したエース左腕も感激している。

マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

29歳のゴンザレス、イチローとの対戦に「笑いながら投げたのは初めて」

 米大リーグ、マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は7日(日本時間8日)、アリゾナ州ピオリアで行われたスプリングトレーニングでの紅白戦に出場。背番号51を背負って打席に立った。イチローが“復帰”した映像をマリナーズが公式ツイッターで公開すると現地ファンは歓喜していたが、イチローと対戦したエース左腕も感激している。

 やはり絵になる男だ。イチローがダイヤモンドに帰ってきた。背番号51を背負った体形や立ち居振る舞いは現役時代と全く変わらない。打席に立つと、バットを立てるお馴染みのルーティーンも健在だ。

 エース左腕マルコ・ゴンザレスと対戦。ボールを打ち上げたようで「サックフライ、メイビー(たぶん犠牲フライ)」と英語で思わず言い、周りを笑わせながら一塁方向へ走り出している。

 51番をつけて打席に立つイチローの姿にファンは歓喜しているが、それは対戦した投手にとっても同じことのようだ。シアトルの地元ラジオ局「710・ESPN・シアトル」のニュースサイト「マイ・ノースウェスト」ではイチローに投げたマルコ・ゴンザレスのコメントを紹介している。

「彼の近くにいることは、とにかくやりがいがある。彼には野球に対する純粋なエネルギーがあるからね。彼が打席に入った時、笑顔にならずにはいられなかったよ。笑いながら投げたのは初めてだね。彼のことが大好きだし、本当に楽しかった」

 2018年に13勝、19年に16勝、短縮シーズンだった昨季も7勝をあげた29歳のサウスポーにとってもイチローとの対戦は大きな喜びだったようだ。

(THE ANSWER編集部)


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