珍回答が拡散、ATP公式サイトでも発言紹介

　男子テニスの錦織圭（日清食品）が8強入りしたABN・AMROワールド（オランダ・ロッテルダム）。大会公式ツイッターでは複数の選手に、子どもたちからの質問を投げかけているが、その中で錦織の珍回答が話題を呼んでいる。「子どもの頃将来なりたかったものは？」という質問に対し、日本のエースは「ペンギン」と回答。これに海外の記者が反応し「君は伝説だよ！」と笑撃を受け拡散されていたが、これにATPツアーの公式サイトも反応。「ケイ、マジ？　君はペンギンになりたかったの！」と冗談ぽく驚いているようだ。

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　大会公式ツイッターでは、オランダの子ども達から集まった様々な質問を選手に投げかけるインタビュー動画を公開している。「ファーストキスの思い出」や「好きなポップスターは？」といった質問にアンディ・マレー（英国）やアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）らトップ選手が答えていくのだが、錦織の回答が笑撃だった。

　子どもの頃になりたかったものを問われ、他の選手がテニスプレーヤーなどと答える中で、錦織は「可愛いからね。ペンギンになりたかったんだ」と回答。これには思わずマレーもびっくり。一瞬固まりながらも、「ペンギンになりたかったの？　変だね。でもグッドだ」と返していた。

　錦織の“ペンギン発言”に海外記者も注目し「君は伝説だよ！」と綴って拡散し、海外ファンにも笑いが広がっていたが、男子ツアーの総本山も反応。ATPツアーの公式サイトは「ケイ、マジ？　君はペンギンになりたかったの！」と題した記事を掲載している。

「オランダの子ども達がチチパスやマレーにファーストキスの思い出を聞こうとしたとき、それが最も面白い回答になると思っただろう。しかしそれは違う！　ケイ・ニシコリの子供の頃になりたかったものの回答である」

　こう記した上で、錦織のペンギンという回答や、マレーのリアクションにも注目している。復活へ前進する錦織の珍語録はしばらく話題となりそうだ。