応募300人「スポーツ×食」新セミナーが盛況 廣瀬俊朗さんも刺激「新しい形だった」
トップアスリートを招いて健康維持、競技力向上などについて学ぶ「『スポーツ×食』オンラインセミナー~世界と戦うアスリートだけが知っている 明日から『食』でもっと強くなる方法~」が6日にスタート。第1回のゲストとして元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗さんが登場し、MCを務めた元競泳五輪代表の伊藤華英さん、スポーツ界の第一線で活躍する公認スポーツ栄養士の橋本玲子氏と1時間半、学びにあふれるトークを繰り広げた。
第1回に廣瀬俊朗さん登場、競技力向上からSDGsまで「食」を学べる1時間半
トップアスリートを招いて健康維持、競技力向上などについて学ぶ「『スポーツ×食』オンラインセミナー~世界と戦うアスリートだけが知っている 明日から『食』でもっと強くなる方法~」が6日にスタート。第1回のゲストとして元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗さんが登場し、MCを務めた元競泳五輪代表の伊藤華英さん、スポーツ界の第一線で活躍する公認スポーツ栄養士の橋本玲子氏と1時間半、学びにあふれるトークを繰り広げた。
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このイベントは世界と戦うトップアスリートを招き、今まで知っているようで知らなかった「スポーツ選手と食」のエピソードを公認スポーツ栄養士との対談で明かし、健康維持と競技力向上のための食生活と運動、休養のヒントを学ぶことを目的としたもの。また、スポーツを通して食品ロスの問題や文化遺産の保護というSDGsにまつわる知識についても理解を深めていく。
およそ300人の応募が集まった第1回はラグビー日本代表で主将を務め、15年ワールドカップ(W杯)で南アフリカを破る「ブライトンの奇跡」を演じたチームを影のリーダーとしてまとめ、現在は実業家としても活躍する廣瀬さんがゲストに登場。競泳で北京、ロンドンと五輪2大会出場した伊藤さんがMCという豪華なコンビでトークを繰り広げ、19年ラグビーW杯で栄養コンサルティングを担当した橋本氏が専門家として加わった。
イベントは「食」を軸に現役時代からコロナ禍にある現在まで様々な話題を展開。日本代表では厳しい練習で知られたエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)の下でプレーした廣瀬さんは「合宿中は1日6000キロカロリーが(チームの)目標だったかな。朝4時半に起きて最初にスムージーを摂って5時半からずっと練習。(必要カロリーが)足りない時はナッツとかプロテインとかを間食で摂って補っていた」と明かした。
伊藤さんも現役時代を思い返し、「日本代表は練習が過酷で、1回のトレーニングで3キロくらい痩せていた。ほとんど水分も奪われていたけど、疲れていて食欲を沸かせるのも大変。私は食べるのが遅かったので、いつも最後まで食堂にいました」とトップアスリートならではの経験を回顧。廣瀬さんは「食べること自体がトレーニングという感じ。もう二度とあの日々には戻りたくない」と苦笑いで明かし、これには伊藤さんも頷いた。