五郎丸歩、開幕2戦欠場も「準備していた」 最終年初戦で15得点「ルーチンの結果出た」
ラグビーのトップリーグ第3節が6日、8会場で行われ、東京・秩父宮ラグビー場ではヤマハ発動機が59-31でNECに勝利。今季限りでの現役引退を表明している元日本代表FB五郎丸歩が3季ぶりのトライを決めるなど貢献した。試合後のオンライン会見では「続けてきたルーチン、準備をやれた結果が今日出たかなと思う」と語った。
ラグビー・トップリーグ第3節
ラグビーのトップリーグ第3節が6日、8会場で行われ、東京・秩父宮ラグビー場ではヤマハ発動機が59-31でNECに勝利。今季限りでの現役引退を表明している元日本代表FB五郎丸歩が3季ぶりのトライを決めるなど貢献した。試合後のオンライン会見では「続けてきたルーチン、準備をやれた結果が今日出たかなと思う」と語った。
開幕3戦目にして初出場初スタメン。前半には約30メートルを独走し、2017年10月21日のクボタ戦以来となるトライを決めた。後半34分過ぎまでプレーし、5本のコンバージョンキックを決めるなど計15得点。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出された。
交代時には観客から大きな拍手を浴びた35歳。スーツ姿で臨んだオンライン会見では「チームが先週リコーさんに負けていたので、チームをどう立て直すか、そこにフォーカスして臨んだ1週間だった。結果は非常にいい形でリカバリーできた。もっともっとチームが強くなれるよう邁進していきたい」と語った。
昨年12月に現役引退を表明。今季は開幕から2戦続けてメンバー外だった。「(2試合)メンバー外れたが、まずは自分のパフォーマンスが出せる準備をしていた。特別何かしたわけではなく、ここまで続けてきたルーチン、準備をやれた結果が今日出たかなと思う」と活躍の要因を振り返った。
「ポジティブな事もネガティブなことも、全てを楽しめて時間を過ごせている」と充実した日々を過ごしているようだ。「引退というのをあまりフォーカスせず、どうやればチームが勝てるかにフォーカスするのが自分のスタイル」と現役最終年も献身的姿勢を続ける。
(THE ANSWER編集部)