錦織、20か月ぶりの8強入りを海外記者称賛「見てきた中で屈指のリターンゲーム」
テニスのABN・AMROワールドは現地時間3日、男子シングルス2回戦で、世界ランキング45位の錦織圭(日清食品)が同23位のアレックス・デミノー(オーストラリア)に2-1(6-3、2-6、7-5)で勝ち、準々決勝進出を決めた。2019年7月のウィンブルドン以来、約1年8か月ぶりの8強入りを決めた錦織に対して、海外記者は「今まで見てきたニシコリの試合の中で屈指のリターンゲームだった」と称賛を送っている。
フルセット激闘制し8強、海外記者「素晴らしい試合を見せた」
テニスのABN・AMROワールドは現地時間3日、男子シングルス2回戦で、世界ランキング45位の錦織圭(日清食品)が同23位のアレックス・デミノー(オーストラリア)に2-1(6-3、2-6、7-5)で勝ち、準々決勝進出を決めた。2019年7月のウィンブルドン以来、約1年8か月ぶりの8強入りを決めた錦織に対して、海外記者は「今まで見てきたニシコリの試合の中で屈指のリターンゲームだった」と称賛を送っている。
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久しぶりに錦織らしさが戻ってきた。第2セット、第6ゲームでは、デミノーのバックハンドに対し、ネットに出ていた錦織は弾むようにしてオープンコートにバックハンドでボレーを放った。ソフトなタッチで、絶妙なコースに決める。これぞ錦織というべき見事なショットだ。
力強いストロークや、ダウンザラインも叩き込むなど、要所で復活ぶりをアピールした錦織に対し、ポルトガルのスポーツ専門メディア「レコード」の記者、ホセ・モルガド氏は「ケイ・ニシコリがアレックス・デミノーを6-3、2-6、7-5で破る素晴らしい試合を見せた。準々決勝に進んだのは2019年のウィンブルドン以来だ」などと注目した。
さらに続くツイートでは「今まで見てきたニシコリの試合の中で屈指のリターンゲームだった。物語っていた」と拍手を送っている。
海外記者も復調を認める中で、錦織は準々決勝では世界ランク27位のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と同26位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
(THE ANSWER編集部)