海外メディアが見るサニブラウンの実力 4年後の金メダル候補の1人に
ボルト“後継者“の筆頭候補はデグラッセ?
サニブラウン以外の“後継者候補”も強烈なメンバーが揃う。
最初に名前が挙がっているのは、リオ五輪の100メートルで銅メダル、200メートルで銀メダルを獲得したアンドレ・デグラッセ(カナダ)。200メートルの準決勝で、ボルトと笑いながらゴールするシーンは大会のハイライトとなった。21歳の実力者について、特集では「ボルト自身はデグラッセを彼の王座の後継者に指名している。200メートル走の間も二人はジョークを交わしていた」と評価。現時点で4年後の金メダルの本命に近い存在とした。
他にも、リオ五輪100メートルで8位に終わった21歳のトレイボン・ブロメル(米国)、19歳のナイジェル・エリス(ジャマイカ)、21歳のザーネル・ヒューズ(英国)も候補に挙がっている。
リオではその勇姿を見せることができなかったサニブラウンだが、自国開催の2020年で期待通りの爆発的なスピードを披露してくれるのだろうか。4年間でどのような成長曲線を描くのか、世界も注目している。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer