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トゥクタミシェワ、6年ぶり世界選手権出場を確実に 母国称賛「リーザ、君は最高だ!」

フィギュアスケートのロシアカップファイナルは28日、女子フリーが行われた。ジュニア勢が表彰台を独占する一方で、エリザベータ・トゥクタミシェワがシニア最上位の4位に入った。世界選手権の代表の座が有力となった24歳に対して、現地メディアでは「リーザ、君は最高だ!」などと賛辞を送られている。

エリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影は2020年)【写真:Getty Images】
エリザベータ・トゥクタミシェワ(撮影は2020年)【写真:Getty Images】

ジュニアが表彰台独占の一方、シニア最上位の4位に入り世界選手権出場を確実に

 フィギュアスケートのロシアカップファイナルは28日、女子フリーが行われた。ジュニア勢が表彰台を独占する一方で、エリザベータ・トゥクタミシェワがシニア最上位の4位に入った。世界選手権の代表の座が有力となった24歳に対して、現地メディアでは「リーザ、君は最高だ!」などと賛辞を送られている。


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 14歳の若き才能たちが1~3位を独占する一方で、大人の魅力を見せたトゥクタミシェワが4位に入り、6年ぶりの世界選手権切符を掴もうとしている。冒頭では見事に代名詞の3回転アクセルに成功。大きなミスなく滑り切った。

 若い才能が次々に台頭するロシアの女子フィギュアの中では異色の存在だ。現地メディア「championat.com」は「トゥクタミシェワが世界選手権へ! リーザ、君は最高だ!」と見出しをつけて6年前の世界女王を称えている。

「世界選手権をかけた戦いは女帝の文句なしの勝利に終わった」とフリーをレポート。「トゥクタミシェワが世界選手権をかけた戦いでコストルナヤに勝った」と伝え、さらに「あなたはこれを見ましたか!? トゥクタミシェワはなんて偉い子でしょう! リーザはフリーをクリーンに演技し、世界選手権への出場を確実なものとした」と驚きと称賛を続けている。

 また演技を終え、世界選手権出場を確実としたトゥクタミシェワは「私はあまりに長い間、世界選手権に出場していなかったので、(大会では)単純に楽しんで、そこにいられる喜びを感じようと思います。順位に関する目標は設定しません。私は単純に準備して、ロシアだけでなく世界中に自分のプログラムを見せることができるよう、このチャンスを生かしたいです」と語っているという。

 18歳だった2015年大会以来、6年ぶりにワールドの舞台に立つトゥクタミシェワ。記事では「前回の彼女の出場は感動させる大勝利とトリプルアクセルのデビューに終わった。実際的に、その2015年に上海で行われた世界選手権でリーザに敗れたすべてのスケーターはすでに現役を引退しているが、それに対して彼女は競技を続けているだけではなく、気力を充実させている」と当時を回想し、長きにわたりトップで活躍し続けるトゥクタミシェワに拍手を送っている。

(THE ANSWER編集部)


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