防衛戦の前に自身のSNSで公開

　ボクシングのWBC＆WBAスーパー世界スーパーミドル級タイトルマッチは27日（日本時間28日）、米フロリダ州のハードロックスタジアムで、パウンド・フォー・パウンド（PFP）最強のカネロこと、サウル・アルバレス（メキシコ）が同級2位の指名挑戦者アヴニ・ユルドゥルム（トルコ）に3回終了TKO勝ち。WBAは2度目、WBCは初防衛に成功した。貫録を見せつけたPFP最強の男は愛車も規格外。米フォーブス誌ではカネロが自身のSNSで公開していたフェラーリが、290万ドル（約3億1000万円）の超高級車だと紹介している。

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　最強の男にはぴったりだ。真っ赤なフェラーリに腰かけたカネロ。自身も上下真っ赤なウェアを纏い、フェラーリと同じ色で合わせている。フェラーリのガルウイング式のドアは両方がオープン。正面から見ると、まるで変形するロボットのようなフォルムだ。

　ユルドゥルム戦の前に、カネロが自身のSNSで公開していたフェラーリの写真。米経済誌「フォーブス」のスペイン語版サイトでは「カネロ・アルバレスの新しいフェラーリは世界屈指の高級車」と題して、その驚きの価格と性能を伝えている。

　記事によると、この車は「フェラーリ・ラ・フェラーリ」で現在の価格は約290万ドル。「このスーパーカーは2013年のジュネーブ国際モーターショーで発表され、150万ドルで販売されていた。このモデルはイタリア製で、V12エンジンが搭載され、800馬力で最高速度350キロである」と規格外の性能を持つこともレポートしている。

「フェラーリが認定する中古車プログラムでは現在、その車は287.5万ドルの価格となっている。2018年現在でこのモデルは499台生産されているが、そのうちの1台がカネロのガレージで保管されているということだ」

　世界で数えられるほどしか生産されていないスーパーカー。ボクシング界最強を誇るカネロに相応しい1台なのかもしれない。