前代未聞“バレバレダイブ” 客席から撮影した決定的瞬間に英「何考えてたんだ!?」
中南米グアテマラで行われたサッカーの試合中、まさかの“シミュレーション”を起こした選手が注目を集めている。客席から投げ入れられたものを拾い、ぶつけられたようにふるまったのだが……まさかの決定的瞬間を英メディアが公開。「サッカー史上最も異様な瞬間のひとつだ」などと驚きを持って報じている。
わざと倒れたグアテマラのサッカー選手が話題
中南米グアテマラで行われたサッカーの試合中、まさかの“シミュレーション”を起こした選手が注目を集めている。客席から投げ入れられたものを拾い、ぶつけられたようにふるまったのだが……まさかの決定的瞬間を英メディアが公開。「サッカー史上最も異様な瞬間のひとつだ」などと驚きを持って報じている。
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なぜこんなことをしたのだろうか……。話題となっているのはグアテマラの3部リーグ、バタネコスFCでプレーするロスビン・ラモスの行動だ。相手選手が倒れてプレーが止まっている場面。観客席からピッチ上へ、何かが投げ入れられた。これをラモスが右手で拾ったのだが、ここからがおかしい。
なんと拾い上げたものを自ら頭にぶつけるようにして、ピッチに倒れこんだのだ。いかにもわざとらしく、左手をあげて転げまわっている。味方、敵、レフェリーも集まってきたが、なかなか立ち上がらない。
“シミュレーション”が、客席側から撮影されていたのはラモスも予想外だったのではないだろうか。実際の動画を英紙「ガーディアン」のスポーツ専門インスタグラムアカウントが公開。「これは、あなたが見た中で最も酷いダイブだろう」「ラモスが観客席から投げ入れられたものを拾い上げ、自分の顔に自らぶつけて当てられたように見せ、倒れ込んだ。審判は見ていなかったので罰則は与えられなかった」などと文面で紹介している。
また、英スポーツメディア「スポーツバイブル」は「グアテマラリーグの試合で、選手が自分で自分に物をぶつけて怪我したふり」と見出しを取って記事を掲載。英1部プレミアリーグなど主要リーグではなかなか見られそうにないシーンについては「マジで、サッカー史上最も異様な瞬間のひとつだ」「正直に言って、彼はこの行為だけでレッドカードに値した。何を考えていたんだ!?」などと記事に驚きがつづられている。
同メディアによると「恥ずべき行為は、遡って罰せられるようだ」「グアテマラのサッカー機関は馬鹿げた行為に対して行動をとるとしている」と伝えられており、ラモスは処分の対象となるようだ。なお、この試合はラモスが所属するバタネコスFCが1-3でデポルティボ・サンロレンソに敗れたという。
(THE ANSWER編集部)