大坂なおみ、全豪2度目V&4大大会4勝目! 圧巻ストレート撃破で破竹の21連勝
テニスの4大大会・全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0(6-4、6-3)で破り、2年ぶり2度目の優勝。4大大会は昨年の全米オープンに続く連勝&通算4度目V。これで昨年8月から、2つの試合前棄権を除き公式戦21連勝とした。
全豪オープン決勝
テニスの4大大会・全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0(6-4、6-3)で破り、2年ぶり2度目の優勝。4大大会は昨年の全米オープンに続く連勝&通算4度目V。これで昨年8月から、2つの試合前棄権を除き公式戦21連勝とした。
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両者は過去に3度対戦し、大坂の2勝1敗。昨年の全米オープンでは準決勝で対戦し、フルセットの末に撃破している。大坂は過去3度、4大大会の決勝に挑み全勝。今大会を含め準々決勝以降は無敗の11連勝と圧倒的な成績を残している。対する25歳のブレイディは4大大会の決勝に進むのは初めてだ。
第1セット。主導権を握ったのは大坂だった。第4ゲーム、強烈なフォアハンドウィナーを叩き込み、さらに相手のミスも重なり先にブレークに成功。しかし続く第5ゲームでサーブでリズムをつかめず、ブレークバックを許した。共に苦しみながらキープを続け、迎えた第10ゲームでブレイディのショットが乱れ、ブレーク。6-4で第1セットを先取した。
崩れそうになりながらも何とか踏ん張った大坂。第2セットも第2ゲームで先にブレーク。第3ゲームでは194キロのサーブを放ち、さらに40-30の局面でもエース。「カモーン」の声を会場に響かせた。第4ゲームもブレークに成功した。このまま流れを手放さなかった大坂が、4大大会で4つめのタイトルを手にした。
大坂は今大会、3回戦までは圧倒的な強さで勝ち上がったが、4回戦のガビルネ・ムグルサ(スペイン)戦では2度のマッチポイントを凌ぐ逆転勝利を飾った。再び勢いに乗ると、準々決勝ではシェイ・スーウェイ(台湾)、準決勝ではセリーナ・ウィリアムズ(米国)と難敵を続けてストレートで撃破。決勝でも苦しみながらも、ブレイディを撃破した。
<今大会の勝ち上がり>
1回戦 2-0 パブリュチェンコワ(39位)
2回戦 2-0 ガルシア(43位)
3回戦 2-0 ジャブール(30位)
4回戦 2-1 ムグルサ(14位)
準々 2-0 謝淑薇(71位)
準決 2-0 S.ウィリアムズ(11位)
決勝 2-0 ブレイディ(24位)
(THE ANSWER編集部)