大坂なおみに対抗するために ブレイディが考える2つのカギ「だからこちらも…」
テニスの4大大会・全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)に挑む同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)。初の4大大会決勝の舞台に立つ25歳は大坂戦のポイントを何処に置いているのか。
下馬評を覆すために、ブレイディに必要なものとは
テニスの4大大会・全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)に挑む同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)。初の4大大会決勝の舞台に立つ25歳は大坂戦のポイントを何処に置いているのか。
海外ブックメーカーのオッズを見ても大坂有利と目されている中で決勝の舞台に立つブレイディ。決勝のプレビューを展開している米紙「ボストン・グローブ」では準決勝後のブレイディの発言をクローズアップしている。
「彼女はサーブが良いので、大きなプレッシャーをかけてくる。凄いパワーの持ち主。だからこちらもアグレッシブでいないといけない」
大坂のパワフルなショットに対抗するには、積極的な姿勢で立ち向かうことが必要だと強調。そしてメンタル面も鍵になると見ている。
「土曜はどんな気持ちになっているか分からない。その瞬間を楽しみながらテニスをして、あまり考えすぎないようにすることはできる。でも試合に入ったときやポイントを取ったときに『ワオ。これが私にとって初のグランドスラムのタイトルになるかも』って思うかもしれない。うん、絶対にそういう気持ちになるわ。でも感情をコントロールすることに努めたい」
初の決勝の舞台に舞い上がることなく、冷静にプレーすることも必要だと感じているようだ。昨年の全米オープン準決勝ではフルセットの激闘の末に大坂に屈したブレイディは虎視眈々と番狂わせを狙っている。
(THE ANSWER編集部)