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NTTコムが白星一番乗り 新加入レイドロー逆転トライ、1年ぶり公式戦でホンダ撃破

新型コロナウイルスの影響で第1節から延期となっていたラグビーのトップリーグ(TL)が20日、各地で開幕した。東京・夢の島競技場ではNTTコム―ホンダ戦が一番乗りとなる午後1時に開始され、NTTコムがSHグレイグ・レイドローの逆転トライなどにより41-13で勝利。約1年ぶりの公式試合となる開幕戦で、他チームに先駆けて白星を手にした。

NTTコムのグレイグ・レイドロー【写真:小倉元司】
NTTコムのグレイグ・レイドロー【写真:小倉元司】

ラグビー・トップリーグが35日遅れで開幕、1年ぶりに公式戦開催

 新型コロナウイルスの影響で第1節から延期となっていたラグビーのトップリーグ(TL)が20日、各地で開幕した。東京・夢の島競技場ではNTTコム―ホンダ戦が一番乗りとなる午後1時に開始され、NTTコムがSHグレイグ・レイドローの逆転トライなどにより41-13で勝利。約1年ぶりの公式試合となる開幕戦で、他チームに先駆けて白星を手にした。

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 遂に開幕したTL。先制したのはNTTコムだった。6分、スーパーラグビー・ハリケーンズ(ニュージーランド)から加入したSOフレッチャー・スミスが今年のTL第1号トライ。直後に19年W杯日本大会でも活躍した、元スコットランド代表主将のレイドローがコンバージョンゴールをきっちり決めた。新加入選手2人のいきなりの活躍で、NTTコムが7点を奪った。

 対するホンダは、日本代表PR具智元、19年W杯日本大会を制した南アフリカ代表LOフランコ・モスタートがスタメン。12分、SO朴成基がペナルティーゴールを決めて3点を返すと、18分にはWTB藤崎眞樹が左サイドを突破してトライ。朴のコンバージョンも決まって10-7と逆転すると、25分にもペナルティーゴールで追加点。13-7と点差を広げた。

 追いかけるNTTコムは28分、ゴールライン付近から左サイドへ展開し、最後はWTB張容興がトライ。36分にはスクラムの後、レイドローがTL自身初トライを奪って再逆転した。強風が吹く中でのコンバージョンも決まり、19-13とNTTコムがリードして前半を終えた。

 後半10分、NTTコムはレイドローが正面からのペナルティーゴールに成功。20分にはFLリアム・ギルがトライを決めると、33分には途中出場のSH湯本睦もトライ。ホンダを突き放した。

 昨季はコロナ禍により、2月22、23日の第6節で残り全試合が中止となった。今季も1月16日の開幕前に6チーム計60人以上の陽性者が判明し、開幕が1か月延期に。試合数を減らす形で大会方式が変更され、35日遅れで開幕を迎えた。

(THE ANSWER編集部)


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