大坂なおみと激突 25歳ブレイディが抱えていた苦悩「大学で本当の仕事を探そうかと」
テニスの4大大会・全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)に挑む同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)。初のグランドスラム決勝の舞台に立つ25歳は「才能がないのかも。大学に4年通って仕事を探そう」と苦悩していたジュニア時代の挫折など知られざるキャリアに注目が集まっている。
ブレイディのキャリアをWTAが特集、「うまくいかなかった」幼少時代の挫折を回想
テニスの4大大会・全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)に挑む同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)。初のグランドスラム決勝の舞台に立つ25歳は「才能がないのかも。大学に4年通って仕事を探そう」と苦悩していたジュニア時代の挫折など知られざるキャリアに注目が集まっている。
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「ジェニファー・ブレイディの全豪決勝への旅」と特集したのはWTA公式サイトだった。頂上決戦の舞台で大坂が戦うブレイディの人物像に脚光を当てている。
クリス・エバート・アカデミーで10歳から練習し、ジュニア世代で世界36位という成績だったブレイディ。12歳の時にはグランドスラム、ジュニアの部で3大会に出場したが、全仏の2回戦が最高成績だったという。
「ジュニア時代は全然うまくいかなかった」。ブレイディは幼少時代の挫折をこう振り返っている。
「他のジュニア世代の子は本当にうまく行っていた。プロでも早くから成功して、チャレンジャーの大会でも優勝していた。でも、私は予選の1回戦や2回戦も突破できない。これが自身とプレー的にも本当に辛かった。そこで壁にぶち当たって、考えたの。しょうがない、このスポーツに向いていないのかもしれない。才能が足りないのかもしれないから、4年間大学に通って、本当の仕事を探そうかな、と」